ヨタカの前奏
野鳥録音的には、そろそろ季節も終わり。毎年、焦ってくる頃です。今年は、天候に泣かされましたので、なおさらです。ということで、週末から今日まで、日光とその周辺で録音を楽しみました。
土曜日の夜は、もうコノハズクもオオコノハズク鳴かないだろうということで、ヨタカポイントへ。阿部♀さんに義弟ともどもお世話になりました。きれいな夕焼けのなか、アカハラの声が響き始める頃、ヨタカが鳴き始めました。木が切られた山の斜面から聞こえて来ます。少なくとも2羽鳴き合っています。それに加え、別のところで飛んでいるものがいるので、少なくとも4羽。声が木霊しているので、数の判断が難しいのですが、もしかしたら3羽が鳴いていました。伐採された面積は、せいぜい100m×200mです。そこに3番いるのでしたら、かなり高密度です。それだけに、良く鳴いてくれるのでしょうか。
1度は、とても近くまでやって来て鳴いてくれました。OLYMPUS LS-14で録音。ボリュームは全体に下げています。1,000Hz以下のノイズの軽減、300Hz以下のノイズのカット、ノイズリダクションをかけています。
「GreyNightjar150711.mp3」をダウンロード
前奏の「ポア、ポア」が聞こえると思います。「キョキョキョ」はとても声量が大きく、近くで鳴かれると耳が痛いほどでした。しかし、「ポア」は声量が低いで、近くでないと聞こえない声です。この前奏は、いつもやるとは限りませんので、録れると嬉しい音です。
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