ゴイサギのねぐら立ち-芝川第一調節池
昨日、芝川に録音機を3台置き、本日回収してきました。先日の記事のようにモズの声は、なかなか録れません。DATの時代は、マイクを向けスイッチを入れている間に鳴きやんでしまい、モズの声は一生録れないかもしれないと思ったものです。
ところが、長時間録音やタイマー録音できるメモリ録音機の登場でソングポイントがわかれば、その近くに置くことで録音できる可能性が出て来ました。それも、朝の静かな時間に録音してくれるのですから、ノイズの多い場所でもなんとかなるはずです。ということで、録音機を置いてきました。ただ、見つけたソングポストの近くに隠せる場所が少なく苦労しました。現在、膨大なデータのチェック中ですが、少なくとも近くで数回は鳴いてくれていました。まずは、成功です。去年は、日光で同じ方法で、成功していますので、モズのような鳥には有効な手段と言えるでしょう。
ところで、モズの他にもいろいろな音が録れました。ひとつが、ゴイサギのねぐら立ちです。LS-14で録音、虫の音域のボリュームを下げています。500Hz以下のノイズを軽減しています。全体にボリュームを上げて、ノイズリダクションをかけています。
「Night-Heron150927_0080.mp3」をダウンロード
時刻は、午後6時15分頃、2羽が鳴き合いながら飛んで行きます。昨日の日の入りは5時30分頃、6時頃から虫の声がいちだんと高まります。そして、あたりはかなり暗くなった中、ゴイサギたちがねぐらを飛び立って行きました。
芝川で、ゴイサギを見ることはあまりありません。ときどき、ヨシの生え際でじっとしているのを見ることがありますが、多くはありません。鳴き会って、飛んで行くようすはこのほかにも録音されていました。昼間見ることの少ない鳥が意外といることがわかりました。
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