ツツドリ、またはホトトギスの地鳴き
近くの公園では、昨日はサンコウチョウが少なくとも2羽、多くて3羽が出現。今日は、ツツドリが赤色型1羽、ノーマル2羽、ホトトギスの赤色型1羽が見られました。
これら4羽は交互にサクラの木にやって来ては、毛虫を食べていました。1度に3羽が見られたことがあったほか、型の違いからの推測です。そのため、もっと多いかもしれません。写真はツツドリです。木の中にいて、なかなか姿を見せてくれません。
面白いのは、ツツドリがホトトギスを追いかけたり、ツツドリがハシブトガラスに追いかけられたりして、見ていて飽きませんでした。ホトトギス類にめったに出会うことのない東京のハシブトガラス、猛禽類だと思って追いかけていたのかもしれません。
ところで、ハシブトガラスに追いかけられた時や仲間同士でのいさかいのときに「キャン」と言う声が聞こえました。はじめ子犬の声かと思いましたが、声の聞こえた方向は木の上、ツツドリやホトトギスがいるところでした。このほか、「キッ」や「キャッ」と聞こえるより短い声も聞こえました。声は、かなり大きくセミ時雨のなかでも聞こえましたが、一瞬のことで録音はできませんでした。
なお、ツツドリとホトトギスが同時に出現していましたので、どちらが鳴いていたかは不明です。しかし、いずれの種類にしても、このような声で鳴くのは初めて聞きました。いろいろ調べてみましたが、ツツドリ、ホトトギスとも地鳴きは多少の違いがあるものの「ポポポ」または「ピピピ」の表記のみでした。
この「キャン」は、かなりはっきりした声ですから、ツツドリやホトトギスに出会ったらどちらがこのような声で鳴くのか、ご注意いただければ幸いです。
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