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2015年10月20日 (火)

キビタキの事故

 先日の六義園では、1日で夏鳥のキビタキ、冬鳥のマヒワ、旅鳥のマミチャジナイ、漂鳥のアオバトが記録されました。今まさに、日本列島は野鳥たちが入れ替わる季節、六義園は渡り鳥の交差点です。
 今日も、思わぬ鳥に出会えるのではないかと六義園へ。六義園に向かう角のコンビニの前に小鳥が落ちていました。通勤ラッシュにもかかわらず、よく踏まれなかったものだと手にするとまだ温かです。どうも、死んだばかりで、コンビニのガラスにぶつかったのでしょう。
 鳥は、キビタキの雌です。
Narcissusflycatcher151020
 六義園の秋の渡りで、もっとも多くかつ長い期間にわたって見られるのがキビタキです。中でも雌タイプがかなり多く、同じ場所で一度に4羽も見られることがあるほどです。それだけに事故にあった個体に出会う確率も高いのでしょう。
 まじかに見ると、背中のオリーブがかった褐色がなんともいえずきれいです。腰の赤みを帯びた茶色に向かってのグラディーションも絶妙です。地味な美しさを表現するのは、とても難しいのですが、日本的な美を感じる色と配色でした。
 コンビニは、本郷通り沿いにあり六義園の北東面に位置します。北から渡って来て、今まさに六義園で翼を休めようとしてのアクシデントでしょう。なんともかわいそうなことです。
 今日、出会った常連の皆さんにお見せした後、せめても六義園の土に帰ってくれればと片隅に埋めました。  

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コメント

悲しいですね。私は野鳥の死に直面したことはありませんが、もし、遭遇したら、私も土に埋葬しようと思います。
合掌。

momota様
 この通りだけで、メジロ、クロジ、反対側でアオジを拾っています。園内では、オオコノハズクやトラツグミなど、ハシブトガラスは多数。バードウォッチングをしていると野鳥の死に出会うことは多いです。
 できたら、出会いたくないですね。

コンビニのガラスにぶつかったのは自殺ではないかと思います。野生動物や昆虫を見ていて、病気や寿命による死の間際にあって苦しんでいるものは、わざと道路に出てきて車にひかれているようだと気がつきました。車にひかれていたタヌキは、おそらくはカイセン症のため全身の毛が抜け落ちていました。ひどく痒くてつらかったのだと思います。秋にはカマキリを道路でよく見かけます。車にひかれないように移動させようと突っつくのですが、その場にうずくまったようにして動きません。そして、次にそこを通ると案の定ひかれています。自宅に迷い込んでくる虫もたいていは弱っているもののようで、捕まえて翌日外へ逃がそうと思っていると、翌朝には亡くなっていました。

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