アオアシシギの地鳴き-葛西臨海公園
今日はあまりにも天気が良いので、週末に予定されている日本野鳥の会の探鳥会の下見に葛西臨海公園に行ってきました。
鳥類園では、ヨシゴイとミサゴが人気でカメラマンが集まっていました。上空をアマツバメとショウドウツバメが飛び、オシドリの雄が旋回してくれたのが、葛西では珍しい出来事です。
アオアシシギが5羽すぐ前に降りている観察舎は、比較的空いているので、行ってみました。すぐ目の前で一生懸命食べ物の探しながら、ささやくように鳴いていました。
観察舎には空いているとはいえ、オジさんが3人。アオアシシギの動きに連れてシャッター音が鳴り響きます。動きの無いときは、おしゃべり。はては携帯電話がかかってきて情報交換を始めました。ですので、10分間の録音して人声とシャッター音がかぶっていないところで、なおかつアオアシシギが鳴いている部分を取り出しました。なんとか、30秒ほどありましたのでアップします。
PCM-D100で録音。2,500Hz以下のノイズをかなり軽減、ボリュームのアップ、ノイズリダクションをかけています。
「GreenshankC151012.mp3」をダウンロード
カタカナで書けば「ピッ。ピッ」くらいしか表現できないもどかしさがあります。最後に、飛び立つときの「ピ、ピ、ピー」と鳴いてくれましたので、アオアシシギだとわかると思います。
アオアシシギのさえずりは、お馴染みの「ピ、ピ、ピー」と同じ高さの音を短く連続するもので「ピピピ・・・」と聞こえます。ですから、主に飛び立つ時に鳴く「ピ、ピ、ピー」は地鳴きとなり、FrightCallと表記されています。今日の「ピッ。ピッ」は、5羽が歩きながら鳴き会うもので、近づき過ぎた個体に対して鳴き声を出して警告しているように見えました。
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