今年もジャパンバードフェスティバル-総評
今日は、手賀沼の畔で開催されているジャパンバードフェスティバルに行きました。
寒くてときどき小雨の降るあいにく天気でしたが、今までなく人が集まり混んでいました。人気のある光学メーカーのブースでは、製品にさわるのに順番待ちができるほどでした。
例年にない企画としては、台湾、香港、ブルネイ、フィリピン、インドなどのアジア各国の団体がそれぞれブースを持ち、ツアーの紹介などが行われていました。我孫子からアジアに広げた国際的なイベントになるのでしょうか。イギリスのバードフェスティバルでは、このようなツアー会社の展示がいちばん多いと聞いたことがあります。ただ、日本のツアー会社のブースは1社だけで、せっかくの国際的な展開が合ってくれると良いと願うばかりです。
その1社だけのアルパインツアーサービスの石田光史さんと高野丈さんによる図鑑制作についてのトークショーを拝聴。ナツメ社の『ぱっと見分け観察を楽しむ野鳥図鑑』を作るための企画から制作まで、そして裏話もあって面白かったですね。私も同じような仕事をしたことがあるので、苦労話では共感するところがたくさんありました。
そのあと「クイズ鳥声イントロどん」へ。♪鳥くんは「今年は問題がやさしいよ」と言いながらひっかけ問題もあって、けっこう解答者は苦労していました。あいかわらず、楽しい舞台でした。
このイベントは「人と鳥の共存をめざして」というテーマで市長が「人と自然が調和した心豊かな暮らしを大切に」と言いながら、フクロウカフェが生のフクロウ類を展示したりキバタンを肩に乗せて練り歩いてる人がいたりして、野生動物を私物化している事例には違和感を覚えました。
今年で15回目の開催、今のところ皆勤です。
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