くちばしの黄色いカルガモ系のカモ
昨日は、カルガモが少し入ったマガモの雌かなというネタでした。
今日の六義園は、いっきにカルガモが増えました。そのなかに、ちょっとマガモの雄が入っているかなというカルガモがいました。
くちばしの半分ほどが黄色いのがまずマガモ的です。くちばしの付け根から頬にかけて赤茶色味があるのは、マガモとカルガモのハイブリッドで見られる特徴だと思います。カルガモの雄も腰が黒く尾が白いのですが、カルガモより黒みが強く尾がほとんど白いように見えました。カルガモとマガモが半々というより、カルガモが5分の4でマガモが5分の1という感じです。
マガモの雄の幼鳥が1羽入っているのですが、それとは別行動でカルガモの群れといっしょにいました。また、このカルガモの群れが人に近づいてきたとき、この個体だけが近づくことはせず警戒心が強い印象を受けました。
以前に比べ、ハイブリッドカモとの出会いが多くなった印象があります。本来ならば生息環境で棲み分けていて交雑することが少ないはずなのですが、生息地が限られているための影響でしょうか。それとも、アイガモの放し飼いが増えたためでしょうか。いずれにしても、良い感じはしません。
« 眉の白いマガモ系のカモ | トップページ | アオアシシギの地鳴き-葛西臨海公園 »
「観察記録」カテゴリの記事
- きれいな声紋の主は-日光(2021.03.01)
- カワアイサのディスプレイ-日光(2021.02.24)
- キジバトのさえずり-染井墓地(2021.01.26)
- 頭の白いムクドリ-染井墓地(2021.01.23)
- ツグミの鳴き声-染井墓地(2021.01.07)
コメント