ウグイスの秋のさえずり
先日、芝川第一調節池での長時間録音の音源を整理していたら、ウグイスのさえずりが入っていました。OLYMPUS LS-14で録音、全体のボリュームのアップ、虫の声と低音ノイズを軽減、ノイズリダクションを強くかけています。
「Bush-Warbler150928_0085e.mp3」をダウンロード
最初は、モズが鳴きまねをしているかと思いました。しかし、モズの場合は他の声を入れることがよくあります。そして、終わりのほうでは地鳴きをしていますので、ウグイスに間違いありません。
アップした音源は、声と声の間をつめています。実際は10秒以上空いている時がありました。節は、おぼつかなく声量も少ないのでかなりボリュームを増幅しないと聞きづらい録音となりました。ただ、地鳴きを聞く限りふつうの地鳴きで声量もあり違和感のない鳴き方をしています。
秋にシジュウカラやホオジロ、そしてヒバリがさえずることが知られています。また、山ではカワガラスやフクロウもさえずっています。しかし、数が多く幅広い環境に生息しているウグイスの秋のさえずりを聞くことは稀です。私は、2回目。これ以前の記録は、2009年10月4日に埼玉県大久保農耕地のヨシ原で鳴いているのを聞き録音できました。同じようにおぼつかない鳴き方で、時期も同じ頃となります。
ウグイスが秋にさえずっている意味はわかりませんが、さかんに秋の虫が鳴いている中でのウグイスのさえずり、春とは違った趣があります。
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