「野鳥の父、中西悟堂をめぐる人々」展
今年は、中西悟堂の生誕120年だそうです。悟堂おっかけの西村眞一さんから、先日の日本野鳥の会の総会で、ぜひ展示会に来て欲しいと言われました。ということで、本日荻窪で行われている「野鳥の父、中西悟堂をめぐる人々」展に行ってきました。
西村さんの企画というか監修の展示会、小規模ながら充実していました。悟堂が野鳥に目覚め、日本野鳥の会の創立に関わり、日本野鳥の会を運営して歴史のなかで、多くの人が関わっていたことがわかります。当時の文化人や学者が、悟堂と日本野鳥の会を支えてくれたことが実感できました。これに加えて、居を構えていた当時の荻窪の自然が大きく影響していたのでしょう。
これらの展示は、交流のあった人との手紙やハガキなど、西村コレクションの数々を見るだけでも、わくわくしました。しかし、よくまあ、ここまで集めたものです。そのご苦労が、報われた感じのする展示会でした。
また、展示品を印刷した資料集(税込み400円)は、今まで紹介されたことのない資料が集められています。この資料集だけでもかなりのお値打ちです。
小雨の降り始めた展示館のある公園を歩くと、ヒヨドリの群れがにぎやか。悟堂さんも、この地でヒヨドリの声を聞き、秋を感じたことでしょう。
展示会の詳しい日程、場所などは下記URLでご確認ください。
https://www2.city.suginami.tokyo.jp/event/event.asp?event=25182
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