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2015年12月23日 (水)

一年目

 去年の今頃は入院し一年前の昨日、退院していました。この1年間、無事に過ごせたうえに、さらに充実した時を過ごすことができました。なんとも、幸せなことです。
 病名は、内頸動脈乖離。病名がわかったとたんにベットに縛り付けられた状態で脳卒中集中治療室(SCU)で1週間、幽閉となりました。このSCUにはずらっとベットが30床は並んでいたと思います。これだけの人がいても、患者用のトイレは一つしかありませんでした。要するにトイレに行けるような人は、私を含めて2,3人だけ。ほんどの方は、意識がないか不明瞭なのです。このSCUは、意識がしっかりしている私にとっては、騒音に満ちた耐えがたい環境でした。ガラケーF03Aで録音、ボリュームの調整のみ。

「Voice151223-1.mp3」をダウンロード

 これが一日中、続きます。MRIの検査でもらった耳栓がとても役立ちましたが、それでも寝られないので睡眠導入剤をもらったほどです。ほとんどの音は、検査器機のモニター音です。心拍計、血圧計、心電図、呼吸などの計器が正しく作動しているかのチェックの音です。
 よく、ドラマで心肺停止になると波形が1本になり「ピー」と音がしますが、あれはウソであることを知りました。実際は「ピーコン、ピーコン、ピーコン」という大きな音です。ご心配なく。亡くなったのではなく、センサーが外れても同じ音が出るのです。考えてみれば「ピー」では、警告の意味が弱いですものね。でも、人が亡くなったという演出としては「ピー」のほうが合うため、業界ではこれで通っていることになります。
 主治医に光で警告を出すようにならないか、たとえばパトカーの屋根に付いているようなものはダメなのかと聞きました。すると「光では見落とすが、音は何かをしていても気がつく、警告は音でなくてはダメなのです」とのこと。なるほど、音の大切さをここでも認識させられました。
 音とのつきあい、これからも続けます。

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コメント

はじめまして(^^)/
いつも楽しみに拝見しております、
今日ははじめてコメントさせて頂きます。

昨年はご入院されていたとのこと、ご退院されて良かったですね。

私も昨年秋から長期入院してクリスマス・お正月は病院で過ごしました。
緑の多い環境でしたので天気の良い日は双眼鏡をもって病院の庭を徘徊するという変な患者でしたけれど・・・緑の多い環境(清瀬市)でしたので結構いろいろ見れたのです(^_-)-☆

これからも気負わずにバードウォッチングを楽しみたいと思っています。
六義園でジョウビタキに会いたいなぁ。


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