ハクガン幼鳥、草をはむ音-荒川
荒川のハクガンが飛来して早いもので、もう2ヶ月半ほど経ちました。人が減ったという情報をいただいて行った渡来2週間後(11月13日)は、それでも50人を超えるギャラリーに囲まれていました。ところが、その10日後、休日にも関わらず3名。それから2週間後の平日に行ってみたら、天気はまずまずなのに2名。そして、本日も5、6人でした。こんなバードウォッチング日和なのに人がいません。あっという間に、人気が凋落してしまいました。「珍鳥も1ヶ月いればただの鳥」といったところでしょう。しかし、身体がだんだん白くなり黒かったくちばしの色にもピンク色が出てくるなど成長していくことがわかって、面白いです。
本日は近くに住む義弟と月之座さんと再訪。相変わらず近いです。録音機を置いたままにしていたらどんどん近づいてきて、録音機をつつかれるのではないかと思うほどでした。
そのため、草を食べる音とつぶやくような声が録れました。写真のように、録音機がハクガンのほうに向いていないために、右チャンネルのほうが音が大きく入っています。PCM-D100で録音。1,500Hz以下のノイズを軽減、ボリュームを少しアップ、ノイズリダクションをかけています。
「snow_goose151216.mp3」をダウンロード
このすぐ後、ハクガンは飛び立ち荒川で水浴びを繰り返していました。そして、1羽がさかんに飛び、飛ばない2羽を促すように鳴いていました。ひょっとしたら「そろそろ渡ろうよ」と言っているのかもしれない行動でした。
ハクガンの幼鳥たち、いつまでいてくれるのでしょうか。
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