雪の中の観察会-戦場ヶ原
今日は、日光野鳥研究会の自然観察会で戦場ヶ原を歩きました。
今年は、暖冬気味と言われていますが、日光は例外。とにかく寒い一日でした。さらに昨夜のうちに雪が降って10数cmの積雪があります。午前中は、この雪が溶けない上に風速5~6mの風もあって、体感的には氷点下5度ぐらいに感じました。
戦場ヶ原の木道を歩いたのですが、あまりの寒さの上、鳥の姿も見えないので方向を変えて森の中を歩くことにしました。
ミズナラの森の中は、少し風がやわらぎほっとする一同です。そして、コガラとエナガの群れに出会いました。ていねいに見ていくと、ヒガラ、シジュウカラ、ゴジュウカラ、コゲラ、そしてひときわ大きなアカゲラがいて、いつのまにか鳥に囲まれていました。
じっとしていると目の前までやって来てくれて、楽しませてくれます。冬、森の中で混群との出会い、至福の時です。
この森の中の道を2時間くらい歩く間、混群に3度遭遇しました。ヒガラとエナガの比率やキバシリが入っているなど種類構成が違うので、おそらく別の群れだと思います。なにもいないように見える森でしたが、意外とにぎやかでした。
このあと、湯川沿いの道ではカワガラスが追いかけ合っていたり、さえずっているなど、もう繁殖期が始まっているようすでした。
寒い!しかし、いろいろな出会いのあった観察会でした。
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