ルリビタキ、幼鳥雄の地鳴き
寒くなったおかげで、六義園では冬の小鳥が増えてきました。渡って来たジョウビタキ、シロハラ、ツグミ、山から下りてきたアカハラ、ウグイス、アオジ、クロジの姿が見られます。葉が落ちたため、姿を見るのがたいへん楽になりました。2週間ほど前に声を聞いたルリビタキも姿が良く見られるようになりました。
このルリビタキを良く見ると、尾羽の青さがはっきりとしていて、脇胸のオレンジ色もとてもきれいな個体です。そのため、雄の幼鳥と思われます。今日は、ときどき鳴いてくれました。
PCM-D100で録音。ルリビタキの声の部分のみボリュームアップ、500Hz以下のノイズを軽減、ノイズリダクションをかけています。
「redflanked_bluetail151221_004.mp3」をダウンロード
ルリビタキの地鳴きは「ヒッ、ヒッ、ヒッ」という声の合間に「ギ、ギ」という怒ったような声を交えるのが特徴です。「ヒッ、ヒッ、ヒッ」は、はっきりしている上に大きな声なので、ヒタキ系の鳥がいることがわかり、近づいて「ギ、ギ」が聞こえてルリビタキだ確認できます。しかし、「ギ、ギ」は声量が少ない上に頻度も少なく、近くで鳴いてくれないと聞きづらい声です。今回も、鳥との距離は2、3mの上、ボリュームをアップしてこの程度です。
この時は「ギ、ギ」のみ。近くに来たウグイスへの威嚇していたように見えました。「ヒッ、ヒッ、ヒッ」と「ギ、ギ」に意味の違いがあるのでしょうか。若い雄特有の地鳴きなのでしょうか。興味はつきません。
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