« 「朝の小鳥」スタジオ収録-2月は沖縄の鳥 | トップページ | 薮内竜太さんの講演会-谷津干潟自然観察センター »

2016年1月11日 (月)

地鳴り-その後

 2016年1月5日の地鳴りは、思わぬ展開となりました。テレビ3社の取材を受けるなど、地鳴りだけに反響があったので驚いています。今後のために、ここでは事実のみを明記しておきたいと思います。それぞれの専門家が、地鳴りの原因を解明するヒントなれば、とも思います。
場所:東京都文京区六義園
天候:晴れ。気温は10~13度。風はほとんど無い。
時間:1月5日午前10時近くに第1弾を聞く。この時は、録音はしていません。 その後、もう一度聞こえたので、録音を行いました。46秒録音しました。音の半分ほどをとらえてました。ファイルが形成された時間は10時7分となっています。録音機の時間が10分進んでいたので、実際は9時57分でした。ですから、音は9時56分にしたことになります。そのため、最初の音は9時55分頃となります。
 次にまた音がしたので録音、ファイルが形成された時間は9時59分、ここでは56秒録音しました。音は58分にしたことになります。やはり、音の半分ほどを捕らえることができました。
 この調子だと、まだ鳴るだろうということで、録音を開始。4分47秒録音しました。10時9分から14分まで録音したことになります。その時の波形が下図、音の強さを表しています。実際の音は、1月5日の記事で聞いてください。

Jinari1301111

 4回大きな振幅があり、これが地鳴りとされる音です。この図の左1つの山から2つめの山に行く間のギザギザに見える波形は、私の歩く音。2つ目より録音機を置き録音しています。また、最後の波形の前の小さな波形はハシブトガラスの声です。
 1つ目の音が27秒、2つ目が30秒、3つ目が28秒、4つ目が36秒。1つ目と2つ目の間が49秒、2つ目と3つ目の間が35秒、次が51秒の間隔があいています。
 ステレオ録音をしており、上が右チャンネル、下が左チャンネルです。左右とも音に違いがなく、音が左右には動いていないように見えます。
 波形の細いところが環境音となります。地鳴り部分との音の大きさ差は、環境音-27db、地鳴り-6dbで、環境音の5倍近い大きな音になります。録音機の5,6m前で、人が「わーっ」と大きな声を上げたくらいの音に匹敵します。
 音の高さを下記に示します。

Jinari1301112
 
 これは、4つ目の音をモノラルに変換して、低い音域の0~500Hz(天地)までを示しました。左右は、時間で1分です。左半分ほどが、環境音の状況です。地鳴りが黄色で表示されています。音は、40~140Hzに中心があり、0~220Hzくらいまで広がっていることがわかります。また、音は最初の10数秒で、そのあとに余韻が30秒ほど続いていることがわかります。
方向:音が聞こえた方向は、西と南の間で、少し西寄りになります。西南西となります。六義園からは、新宿や渋谷の方向です。
その他1:録音にハシブトガラスの比較してのんびりした声が入っているように、野鳥たちの反応はありませんでした。池には、ハシビロガモ、キンクロハジロ、ホシハジロ、マガモ、カルガモなど数10羽がいましたが、これらも無反応でした。
その他2:私自身は、このような低音のノイズを聞いたことはありません。仕事上、航空機の音には敏感になっています。しかし、音質が違う、音源が動いていない、低い方向から聞こえた、これだけ大きな音を立てて飛べば見えたはずで、航空機とは違うと思いました。また、腹に響くような音圧は感じなかったので遠い印象がありました。恐怖感は、感じませんでした。
その他3:Facebookのお友達のコメントでは、Sさんが皇居で野鳥の調査中、同時刻に聞いており、「皇居から見て真西、新宿、渋谷方面から」。Mさんが多摩川の六郷橋付近でバードウォッチング中、やはり同時刻に聞いており「上流方向すなわち西の方向から」聞こえたそうです。
その他4:1月7日午後6時台のフジテレビ系「みんなのニュース」では、日本音響研究所の鈴木創氏が代々木で聞き、低く大きな音で、不明とコメントしていました。
その他5:栃木県日光在住のA部♂さんから、ブログのコメント欄に「1月5日午後3時過ぎ頃、奥日光中禅寺湖畔の部屋の中で、地鳴りを聞きました。この時、私のいた部屋は私だけだったので、隣の部屋にいる人達の反応を見にいったのですが、特にさわいでいなかったので、気のせいかと思っていました。しかし、家に帰って妻に聞くと、やはりそのころに地震があったとのことでした。15時07頃に栃木県南部震源、日光は震度1とのことです。」という情報をいただきました。
 以上が、事実関係のみです。
 6日たち、今のところ何事もありません。今後とも、何事もないことを祈ります。相変わらずツイッターにさまざまな情報が錯綜していますが、早く鳴りを潜めて欲しいものです。

« 「朝の小鳥」スタジオ収録-2月は沖縄の鳥 | トップページ | 薮内竜太さんの講演会-谷津干潟自然観察センター »

徒然」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/556172/63048591

この記事へのトラックバック一覧です: 地鳴り-その後:

« 「朝の小鳥」スタジオ収録-2月は沖縄の鳥 | トップページ | 薮内竜太さんの講演会-谷津干潟自然観察センター »

2017年6月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  

最近のトラックバック

無料ブログはココログ