CP+2016-パシフィコ横浜
神奈川県のパシフィコ横浜で開催されているCP+2016に行ってきました。2年前にセミナーで講演を頼まれたときは大雪、私の講演はできたものの翌日から中止のなったのを思い出しました。
混むのは覚悟していましたが、凄い人です。とくに、キヤノンとニコンなどの人気のブースは近づくこともできないほどの混みようです。外は、寒いのに会場は熱気で暑いほどでした。
CP+のCはカメラ、PはPhotoで写真、+は双眼鏡などなど。実際は、”+”のロゴは小さく右上に付いています。そのとおり双眼鏡などの展示はわずかでした。メーカーは、ニコン、コーワ、ツアイス、ビクセン、バンガード、サイトロンの各社が展示している程度。ただ、実際に手にする機会が少ない機種に触れることができるのは、展示会ならではです。楽しめましたし、参考になりました。
初心者に10万円を超える双眼鏡を紹介するのは気が引けます。そのため、数万円台の機種をたえずチェックしています。今回も倍率が8倍、対物レンズの口径が30mm前後で、5万円前後の機種を中心にチェックしました。このレベルですと、見え味はかなり向上している印象でした。会場の天井の暗い影のところを見ると、汚れがよくわかります。また、視野の周辺までしっかり見えるものがほとんどでした。
ただ、多くの機種が右手で持って人差し指を伸ばしたところにピントリングがこないのです。これでは、しっかり持ってすばやくピントを合わせることができません。とくに指の短い女性には、手に余るというかピントリングに届かないこともあると思います。
どうもデザインを優先しているようです。ピントリングを回しやすいように大きくしたため接眼レンズの近くに置いて構図をまとめているように思えます。実際に使ったことのない人が設計しているのでしょう。少なくとも双眼鏡をもっとも使うであろう、バードウォッチャーの意見を聞いて設計して欲しいものです。
興味を引いたのは、バンガードのザック類です。機能満載のリュックは、面白いです。リアルツリー迷彩のウエストポーチは販売されたら、買ってしまうことでしょう。あまりにも会場が暑くてぼーっとしてしまい、このザック類の写真を撮るのを忘れてしまいました。
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