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2016年2月

2016年2月27日 (土)

デジスコ通信に投稿-カワセミの功罪

 毎度、デジスコドットコムのデジスコ通信に寄稿しました。なんでも、もう100号を越えたとのことで、凄いものです。私は、そろそろネタ切れと言われそうですが、もう少しくらいは大丈夫そうです。
 カワセミには、思い入れがあります。1960年代、カワセミは珍鳥でした。学生時代に私は、この東京のカワセミがいなくなったようすをアンケート調査で調べ、退行曲線として発表しました。新聞に載るなど大きな反響を呼び、それがきっかけで野鳥保護に深く関わるようになったからです。カワセミは、言わば私の人生を変えた鳥です。
 カワセミに遭遇し野鳥写真に、はまった人も多いことと思います。カワセミは、多くの人の人生を変えているかもしれませんね。ということで、野鳥カメラマンの増加のきっかけはカワセミのおかげではないかと思い、考察してみました。考えてみれば、カワセミには罪はないですね。
 下記のURLで、読むことができます。
   http://www.digisco.com/mm/dt_91/toku1.htm

2016年2月26日 (金)

CP+2016-パシフィコ横浜

 神奈川県のパシフィコ横浜で開催されているCP+2016に行ってきました。2年前にセミナーで講演を頼まれたときは大雪、私の講演はできたものの翌日から中止のなったのを思い出しました。

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 混むのは覚悟していましたが、凄い人です。とくに、キヤノンとニコンなどの人気のブースは近づくこともできないほどの混みようです。外は、寒いのに会場は熱気で暑いほどでした。
 CP+のCはカメラ、PはPhotoで写真、+は双眼鏡などなど。実際は、”+”のロゴは小さく右上に付いています。そのとおり双眼鏡などの展示はわずかでした。メーカーは、ニコン、コーワ、ツアイス、ビクセン、バンガード、サイトロンの各社が展示している程度。ただ、実際に手にする機会が少ない機種に触れることができるのは、展示会ならではです。楽しめましたし、参考になりました。
 初心者に10万円を超える双眼鏡を紹介するのは気が引けます。そのため、数万円台の機種をたえずチェックしています。今回も倍率が8倍、対物レンズの口径が30mm前後で、5万円前後の機種を中心にチェックしました。このレベルですと、見え味はかなり向上している印象でした。会場の天井の暗い影のところを見ると、汚れがよくわかります。また、視野の周辺までしっかり見えるものがほとんどでした。
 ただ、多くの機種が右手で持って人差し指を伸ばしたところにピントリングがこないのです。これでは、しっかり持ってすばやくピントを合わせることができません。とくに指の短い女性には、手に余るというかピントリングに届かないこともあると思います。  どうもデザインを優先しているようです。ピントリングを回しやすいように大きくしたため接眼レンズの近くに置いて構図をまとめているように思えます。実際に使ったことのない人が設計しているのでしょう。少なくとも双眼鏡をもっとも使うであろう、バードウォッチャーの意見を聞いて設計して欲しいものです。
 興味を引いたのは、バンガードのザック類です。機能満載のリュックは、面白いです。リアルツリー迷彩のウエストポーチは販売されたら、買ってしまうことでしょう。あまりにも会場が暑くてぼーっとしてしまい、このザック類の写真を撮るのを忘れてしまいました。

2016年2月24日 (水)

タイワンリスにだまされないために

 横浜市の舞岡公園に行ったとき、木の上から聞いたことのない声が聞こえてきました。最初は鳥かと思ったのですが、この公園に多いタイワンリスの可能性ありと思って探すと案の定、タイワンリスの姿が見えました。
 初めてタイワンリスの声を聞いたのは伊豆大島、この時も姿を見つけてやっと声の主が解りました。次が下田の一碧湖、このときは完全に鳥の声だと思って聞いていました。探すと、木陰で鳴いているタイワンリスを発見。このように、何度もタイワンリスにはだまされています。
 一つにタイワンリスの声が高く、鳥が出しそうな鳴き声だからです。それに図鑑に鳴き声が収録されていませんし、CDも市販されていません。その上、私が遭遇しただけでも鳴き声には4パターンあって、バリエーションが多いのですから、惑わされます。
 タイワンリスにだまされないために、今まで収録した4パターンを挙げておきますので、どうぞ参考にしていただければと思います。
 伊豆大島で1998年2月17日録音。小刻みに鳴き続ける子犬のような声です。



 一碧湖で2005年12月2日録音。一声ずつ区切って鳴いているので最初はキツツキの仲間かと思いました。



 舞岡公園で2011年2月10日録音。濁った声、追いかけあってさかんに鳴いていました。



 舞岡公園で2016年2月18日録音。伊豆大島の録音に似ていますが、少し声の質が異なります。高い木の上から聞こえたときは、鳥の声かと思いました。

2016年2月21日 (日)

強風のなかの渡良瀬遊水地

 今日は、日光野鳥研究会の観察会で、渡良瀬遊水地に行きました。台風のような低気圧が夜中に通過して、台風一過の晴天。ただし、風が強いのには閉口しました。
 簡単な風速計で測ると、最大で17m/s。「ビュービュー」と吹いて強いなあと感じるのは10m/s前後、弱くても5~6m/sでした。
 録音をしていると風とは絶えずあることがわかります。そして、風は呼吸をするように強弱を繰り返しています。止み間もあって、その時に鳥が鳴いてくれればなんとか音になります。しかし、今日の風は止み間でも5m/s前後あるのですから、一度も録音機を出しませんでした。
 気温は15度前後ありました。風1m/sで、体感的にはマイナス1度になると言われています。ですから、10度以下。風のない堤防の蔭に入ると暑いくらいでした。もし、5,6度の気温だったら、かなりきつい日になるところでした。

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 風のおかげで、風景はくっきり。筑波山も日光連山もきれいに見えました。
 鳥のほうは、風をさけて活動は不活発。水面のカモ類、サギ類、そしてタゲリの群れもじっと強風に耐えている感じでした。ただ、なかなか姿を見せてくれないベニマシコが芝生でずっと食べ物を探すなど、いつとは違う一面を見ることができました。

2016年2月17日 (水)

「朝の小鳥」スタジオ収録-3月は舞岡公園

 本日は、文化放送にて「朝の小鳥」の3月放送分の収録でした。
 3月のテーマは、神奈川県横浜市にある舞岡公園の野鳥たちです。舞岡で録音していると、聞いたことのない声が入ってきました。「ガチガチガチ」とか聞こえる連続した声です。最初は、ガビチョウの地鳴きかと思ったのですが、正体はタイワンリスでした。一生懸命、タイワンリスの声が入らないように録ろうとしたのですが、けっこう入っています。ただ、いざ音作りをするとタイワンリスの声が舞岡らしい音になりました。
 春を感じた里山の野鳥たちの元気なさえずりをお聞きいただければと思います。

2016年3月の放送内容
 3月 6日 ガビチョウ
      13日  メジロ
      20日  ウグイス
    27日  アオジ

2016年2月16日 (火)

取材日和-水元公園

 本日は、文一総合出版社の『このは』の取材で、水元公園に行きました。このはシリーズには、フィールドに持って行きやすいサイズの「miniこのは」があり、現在『声から鳥がわかる本』が企画進行中です。
 編集者のS水さん、カメラマンのS原さんが、いっしょです。寒い日でしたが、日向は暖かいくらい、この季節の天候としてはまずまずの取材日和です。広々とした水元公園の空は、雲一つ無い青空が広がっていました。
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  カワウのコロニーは、大繁盛。繁殖が始まっていました。シジュウカラやカワラヒワも、活動が活発で、春を感じているようです。そして、ムクドリがさえずりらしい声で鳴いていました。長い間、サクラの木の枝にとまって鳴いてくれました。ムクドリはさえずりがあまり発達してない鳥なのですが、春先には複雑な節でいろいろ調子を変えて鳴いていることがあります。これをさえずりとするかは難しいところ、少なくとも春限定の鳴き方であることは間違いないと思います。
 PCM-D100で録音。少しボリュームを上げ、2,000Hz以下の低音の軽減、ノイズリダクションをかけています。

2016年2月14日 (日)

ハクビシンの足跡-六義園

 現在、六義園では花見のシーズンに向けてお化粧直しの真っ最中です。その一つが、池の周囲を巡るクイの打ち直しです。中之島の周りや渡月橋の近くなど、腐った木製のクイを新しくしています。クイを打ち直すために水位を下げていて、今まで見たことのない岩が顔を出したり、珍しい風景が見られます。中でも、裏手にある水路の一部、山陰橋周辺では完全に干上がっています。

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 水路の底は、泥深いのでいろいろな生き物の足跡が付いています。多分、取り越された魚を食べたのでしょう、アオサギの大きな足跡と糞が目立ちます。良く見ると、小さな獣の足跡がありました。

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 この間、ネコが歩いているのを見たので、ネコかと思ったらちょっと違います。調べたらハクビシンの前足でした。丸みのある方が前足、細い方が後ろ足だそうです。このところ、ハクビシンの痕跡を見ることがないので、いなくなったかと思ったら健在でした。
 水の無くなった水路は一見歩けそうですが、底なし状態。先日、女性が落ちて腰まで埋まってしまいました。職員3名で助け出したそうです。足跡をもっと良く見ようと、降りないで良かった。   

2016年2月11日 (木)

ワイルドライフアート展2016-新宿御苑

 本日は、新宿御苑のインフォメーションセンター内のギャラリーで開催されているワイルドライフアート協会の展示会に行って来ました。
 例年のイベントで、今年のテーマは”水と生きものたち”でした。水に関係した生き物たちが、たくさん描かれています。作者一人ひとりの個性が際立ち、自由奔放にさまざまな形で表現されている作品を鑑賞するのがとても楽しい展示会です。
 今日は、谷津干潟のレンジャーのHさん、六義園のボランティアガイドのOさんとMさん、あしだちの会の方々が訪れ、作品を前に野鳥談義の楽しいひとときを過ごすことができました。
 今週の日曜日まで、開催されていますので、お近くの方はぜひお立ち寄りいただければと思います。
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会 期:2016年2月9日(火曜日)~14日(日曜日)
    9:00~16:30(最終日は15:00まで)
会 場:新宿御苑インフォメーションセンター1Fアートギャラリー
日本ワイルドライフアート協会のURL:http://www.jawlas.jp/

2016年2月 7日 (日)

足立自然にふれあう会-舎人公園

 本日は、足立自然にふれあう会、通称あしだちの会の舎人公園の探鳥会でした。天気は良く日差しもまぶしいですが、冷たい風が吹いていました。でも、鳥が多く探すまでもなく、鳥を見つけられるのは舎人公園ならです。
 中央の池にユリカモメの群れが入るのは、初めてとのこと。また、カンムリカイツブリが1羽いて、これも初めてとのこと。少しずつ、鳥が変化している舎人公園です。
  今日、面白いと思ったのは、オオバンとバンが多いことです。オオバンは、どこでも増加傾向ですが、バンとの出会いは減っているように思えます。
 帰ってきてから音源をチェックすると、バンの声はわずかしかありませんでした。それも一声程度の音源で、番組になるほどはなく「朝の小鳥」で取り上げたことはありません。ヨシ原のなかにいることが多い鳥なので、声によるコミュケーションがたよりのはずなのですが、声が知られていません。これから繁殖期を迎え、どんな声を出すのか興味のあるところです。音源集めの候補地として、舎人公園を記憶しておきます。
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2016年2月 4日 (木)

フクロウの展示会-我孫子市鳥の博物館

 手賀沼のほとりにある我孫子市鳥の博物館で、フクロウの展示館が今週末から始まります。題して「フクロウさんちの子育て日記」です。以前、拙ブログでも紹介した我孫子市の巣箱に入ったフクロウ一家の繁殖のようすからフクロウの生態を紹介、フクロウの魅力を楽しめる展示会だそうです。
 こちらが、過去の記事です。
 http://syrinxmm.cocolog-nifty.com/syrinx/2014/05/post-368c.html
 企画展示は、今週の土曜日2月6日から6月26日までです。
 今回の展示でも、私の音源を提供していますので、会場でお聞きいただければ幸いです。また、2月21日には、シバラボさんの講演会があるなど、企画は盛りだくさん。展示内容、講演会、開館日時などについては、下記のURLでご確認いただければと思います。
 http://www.city.abiko.chiba.jp/bird-mus/

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