ハクビシンの足跡-六義園
現在、六義園では花見のシーズンに向けてお化粧直しの真っ最中です。その一つが、池の周囲を巡るクイの打ち直しです。中之島の周りや渡月橋の近くなど、腐った木製のクイを新しくしています。クイを打ち直すために水位を下げていて、今まで見たことのない岩が顔を出したり、珍しい風景が見られます。中でも、裏手にある水路の一部、山陰橋周辺では完全に干上がっています。
水路の底は、泥深いのでいろいろな生き物の足跡が付いています。多分、取り越された魚を食べたのでしょう、アオサギの大きな足跡と糞が目立ちます。良く見ると、小さな獣の足跡がありました。
この間、ネコが歩いているのを見たので、ネコかと思ったらちょっと違います。調べたらハクビシンの前足でした。丸みのある方が前足、細い方が後ろ足だそうです。このところ、ハクビシンの痕跡を見ることがないので、いなくなったかと思ったら健在でした。
水の無くなった水路は一見歩けそうですが、底なし状態。先日、女性が落ちて腰まで埋まってしまいました。職員3名で助け出したそうです。足跡をもっと良く見ようと、降りないで良かった。
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