オオタカの録音に再挑戦
去年、N藤さんから情報をいただき録音できたオオタカの繁殖地を再訪しました。去年の記事です。
http://syrinxmm.cocolog-nifty.com/syrinx/2015/05/post-e427.html
去年、訪れたのは5月の連休明け、二度目に行った時には雛が巣立っていました。今年は繁殖期初期に行くことで、雌雄の鳴き合いが録れればと思っての再訪です。
良い天気で暖かい朝です。それだけに、現地に行くとすでに5、6人のカメラマンがいました。そのなかにN藤さんもいて、オオタカはときどき姿を見せてくれ鳴いているとのこと。さっそく録音機を置いて開始です。去年、かなりの騒音を出していた建築中のマンションは完成しています。そのため、普通の街の騒音とかわりません。オオタカの声は大きいので、多少距離があってもなんとかなりそうです。あとは、オオタカさえ鳴いてくれればOKです。
1時間ほどの間に、ツミとオオタカ雌との空中戦が行われました。私には見えなかったのですが、チョウゲンボウも出現したそうで、猛禽類がにぎやかなところです。しかし、どちらの時も声は聞こえませんでした。
ただ、これらのアクシデントとは関係無く3回、鳴いてくれました。そのうちの1回です。PCM-D100で録音、2,000Hz以下のノイズの軽減、ボリュームを少しアップ、ノイズリダクションをかけています。
「goshawk160318.mp3」をダウンロード
去年より長めの鳴き方です。繁殖期のはじまりのためでしょうか。ところが、天気予報より早めの10時で5~6m/hの風が吹き始めました。そのため、録音は不可、今日のところはここまでとなりました。
次回、どのような声が録れるのか、楽しみはこれからです。
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