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2016年3月25日 (金)

タヌキにマーキングされたかも

 尾籠なお話なので、記事にするのは控えようと思いましたが、あとあとのことを考えてのアップです。
 話は前後しますが、先日のオオタカの鳴き声を録るために、パナソニックXS455でタイマー録音を試みました。おかげで、オオタカの交尾の声も録れて、まずは成功でした。じつは、このとき不審なことがありました。
 オオタカは、一辺がおよそ150m四方の緑地のだいたい中心にいます。この緑地は、周囲を高さ5mほどの鉄板で囲われています。入り口はありますが、厳重に鍵がかかっています。そのため、この中に人が入っているのを見たことはありません。それだけに、警戒心の強い猛禽類が繁殖しているのだと思います。
 そのため、録音機を仕掛けるのにたいへん苦労をいたしました。鉄板の塀には隙間がなく、置きようがありません。W24は、かろうじて手が入る隙間を下に見つけては、パイプに紐で結んで置きました。XS455を置いた場所は、隙間が狭く紐を結ぶことができません。そのため、手探りで置いて、その上にこぶし大のコンクリート片を乗せておきました。
 そして、翌日行くと、なんとXS455は置いた場所から50cmほど離れた場所にあり、上に乗せたコンクリート片が横に落ちていたのです。手が届くかどうか微妙な距離に移動しています。塀の下から手を入れて届かなければ、近くのホームセンターに行って、熊手を買うしかないかと思う距離です。幸いなことに、腹ばいになって手を入れ、ぎりぎり手が届いて回収することができました。
 XS455は、本体をビニールの袋に入れて100円ショップでかったプラスチックケースに入っています。このプラスチックケースのフタの部分に水が溜まっているのです。未明に小雨が降りました。しかし、同じように置いた他の録音機のケースは濡れていません。マイク部分を覆っている風防のスポンジ部分がいちばん濡れやすいのですが、ここは乾いています。同じように、道路やベンチなど、どこも濡れているところはないのです。ということは、動物にマーキングをされてしまった可能性があります。ただ、花粉症で嗅覚が鈍っているせいかもしれませんが、かいでも臭いはありませんでした。
 万が一のことを考えて、飲み物の自動販売機を見つけミネラルウォーターを買って、とりあえず水で洗い流しました。
 家に帰って、音源をチェックすると午前6時12分にこんな音が入っていました。



 地面には、小石が敷かれているので、その上を歩く音となります。だんだん近づいて離れていきます。録音機が移動する音はもちろん、上に乗せたコンクリート片が落とされる音もしていません。まして「ジョボ、ジョボ」という音もありませんので、この時ではなさそうです。タイマー設定は、午前5時から8時ですから、夜中にいじられたのでしょう。
 この緑地では、常連さんたちがタヌキをいるのを見ています。私は、以前にも録音機をタヌキに持って行かれたり、こねくり回されて泥だけらにされたことがあります。どうもタヌキは録音機に興味があるようです。あるいは、人の臭いのするものは食べ物でも入っているかと思って、いじるのでしょうか。
 タイマー録音では、タヌキ対策を講じなくてはならないとは、思いもよりませんでした。

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コメント

ヒヨ吉です。記事をたいへん興味深く拝読しました。私が録音機を里山にしかけたときも、設置した場所から10mほど離れたところに移動していたことがあり、録音を聞くと防水用に入れたビニール袋のガサガサ音が入っていました。

里山管理している方にお聞きしたところ、ずっとザワザワと音が連続していたので、おそらくアライグマが手でずっといじくっていた音が収録されているのだろうということでした。

今回 syrinxさんの録音されたような「ザッ、ザッ」という、一つずつ独立した音とは私の録音した音が大きく異なっているので、録音された音の違いから、その生き物の特性が垣間みられることがあるようです。こういう違いは、とてもおもしろいと思っています。

これからもいろいろなお話をお聞きできれば、うれしいです。

ヒヨ吉様
 アライグマの生息地に録音機を置いたことがないで、まだそれらしい被害にあったことはありません。これからは、気を付けます。
 あと、ハシブトガラス、ハシボソガラスとも録音機に興味を持ちます。「ゴンゴンゴン」とつつかれたことがあります。カラスはどこでもいるので、やばいです。
 ヒヨ吉さんも、どうぞ気を付けてください。 
 

タヌキは地上にある人工物はとりあえず噛んでみるようで、行徳鳥獣保護区内では地面付近に設置したロープはぼろぼろにされ、電気コードはかじり痕がそこかしこに。

野長瀬雅樹様
 コメント、ありがとうございます。そうでしたか、行徳でもタヌキの被害にあっていたのですね。
 録音仲間で、かつてマイクと録音機をコードでつないでいた時代には、かじられることが多かったようです。タヌキのしわざだったのですね。

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