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2016年3月21日 (月)

パナソニックXS455でタイマー録音

 繁殖調査のデータ収集のために、パナソニックからICレコーダーXS455を日本野鳥の会に100台、ご寄付いただく話は以前いたしました。この機種でウグイスのさえずりがきれいに録れることがわかりましたが、タイマー録音はまだ試していません。
 実は、去年の暮れに芝川第一調節池で試したのですが、失敗いたしました。失敗の原因は、私の設定ミス。SX455では、タイマー録音するソースを設定しなくてはなりません。今までの録音機はマイク入力のみでした。ところが、XS455にはFMラジオを受信することができるので、MIC、LINE、FMと3パターンあり、デフォルトがFMでした。そのため、FMのノイズが「ザー」と3時間録れているだけというお恥ずかしいミスでした。
 今回は、間違いなく設定。なお、タイマー録音が設定されると、ディスプレイに時計のマーク(なぜか9時)が表示されるので安心です。
 場所は、先週行った都内のオオタカポイントです。猛禽類は、繁殖期初期に良く鳴くはずです。この周辺には見事なサクラ並木があるので、花が咲いたら朝から人通りが多くなることが予想されます。そうしたら、1週間は録音不可。そうなると、繁殖期初期が終わってしまう可能性があり、この連休が最後のチャンスと思いました。
 今日の日の出時間は、午前5時40分頃。そのため、タイマーは5時から8時に設定しました。XS-455とYAMAHAのW24を2台、オオタカの巣があると思われる木に向けそれぞれ50mくらい離して昨夕、置いておきました。帰って天気を確認すると、なんと夜半に雨が降ることになっていました。この季節の天気予報には、裏切られます。
 ということで今朝、回収に行って来ました。安心してください。ちゃんと、録音できていました。録れているのが当たり前になってしまいましたが、ありがたいことです。録音機に感謝です。
 オオタカは、5時13分に鳴き始め、鳴き始めると15分にわたり11回、断続的に鳴き続けていました。オオタカが鳴きやむとウグイスがさえずり始め、日の出となったはずです。オオタカは、この後も何度が鳴いています。心配したにぎやかなヒヨドリが鳴き始めたのは1時間後の6時15分、ヒヨドリが寝坊で助かりました。
 XS-455の設定は、マイクはSTEREO、録音モードは楽器演奏、録音ボリュームはフルの30です。音源の一部を切り出し、ボリュームをアップ、1,500Hz以下のノイズを軽減、ノイズリダクションをかけています。

「Goshawk160321e.mp3」をダウンロード

   録音機は、地面に置いてます。おそらくオオタカの巣があり鳴いているところとは、50mは離れています。その間は樹木や藪、築山がありますので、音はかなりさえぎられているはずですが、きれいに録れました。5時台だと、ヒヨドリも静か、車の音も少ないので、オオタカの声だけをクリアに録ることができました。タイマー録音のなせる技です。
 アップした音源には、オオタカの2つの声が入っていますが、実際には間が空いています。ここには、30秒しかアップできませんので間を詰めています。最初の声は雌と思われる1羽、2つ目の声は2羽の声がかぶって聞こえますので、雌雄のデュエットかもしれません。  
  まずは、XS455でのタイマー録音が有効なことがわかりました。

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