今月号の『野鳥』誌は、夜の鳥特集
本日、日本野鳥の会にて打ち合わせでした。ちょうど、雑誌『野鳥』の5月号ができ上がったばかりでした。今月号の特集は、「夜の鳥を観察しよう」です。企画に関わり、原稿を書きました。
録音をしていると、日没の前後と日の出の1時間前が、ゴールデンタイムであることがわかります。野鳥たちの多くは活動が活発になり、いろいろなドラマがあり素顔を見せてくれる時間です。ところがこの時間は、人は寝ているか夕食時であり、いちばん良い時間を見逃して聞き逃していることになります。また、野鳥写真が全盛のなか、写真の撮れない暗い時間帯は、外に出ないこともあるでしょう。それでは、もったいないと思っての企画です。
私の担当した原稿部分では、東郷なりささんが、良い感じでイラストを描いてくれました。その他、夜の鳥の研究者の方々による解説記事も読み応え十分、今年の繁殖期のバードウォッチングに大いに参考にしていただければと思います。
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こんにちは。最近、似たようなことを感じていました。昨年末、間取りの一部が公園に面した部屋に引っ越したら、今の時期、朝の 4 時 40 分くらい、まだ暗いうちにメジロがさえずります。5 時過ぎまで続くのですが、6 時にはもうシジュウカラやスズメに変わってしまいます。6 時はまだ早朝だと思っていたのに、鳥の鳴き声は入れ替わるのですね。さえずりとともに動画を撮りたいのですが、窓を開けると逃げてしまうような距離なので、やり方を思案しているところです。
投稿: タムラ | 2016年4月25日 (月) 11時28分
タムラ様
この季節で、公園だとハシブトガラスとメジロが暗いうちから活動していますね。
光の少ないなかで撮影、最近の機材ならば可能かもしれませんね。お楽しみください。
投稿: まつ | 2016年4月25日 (月) 16時45分