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2016年4月25日 (月)

サンショウクイのさえずり-日光

 週末は日光で、顧問を仰せつかっている日光野鳥研究会のオオルリを迎える自然観察会でした。開催場所は、市内にある東京大学付属の日光植物園です。
 オオルリの渡来は4月中旬でしょう。そうすると、オオルリが来る頃には東京のサクラはもう葉桜となってしまいます。ところが日光では、まだサクラの花が残っていて花とオオルリをいっしょに見ることができます。おそらく、日光から北の地方ならではの取り合わせでしょう。
 今回、録音でねらったのはサンショウクイのさえずりです。野鳥録音としては、サンショウクイは難題の鳥です。かつてのDAT録音の時代は、録ることが難しい鳥でした。というのは、サンショウクイは鳴きながら飛んできます。そのため、声が聞こえてからスイッチを入れ起動してマイクを向けるころには、飛んで行ってしまうからです。それが、メモリ録音機になって起動が速くなったために、とらえられるようになりました。それでも、声が聞こえてから準備をすると頭の上にきて、だんだん通り過ぎるシーンの音となります。
 今回、園内に録音機を4台、タイマーを設定して仕掛けてみました。結果、なんとか録音することができました。YAMAHA W24で録音。タイマーは午前3時30分~6時30分です。ボリュームのアップ、4,000Hz以下のノイズの軽減、ノイズリダクションをかけています。



 はじめの方は、コサメビタキのさえずりがかぶっていますが、後ろの方はサンショウクイのさえずりのみで、クリアに録れました。今回、気がついたのはサンショウクイの声はとても高いことです。低い部分が3,500Hz、高い所で6,000Hzまであり、2,500Hzの幅があります。そのため、水音の多い園内でも、ばっさりと低音をカットすることで、鳥の声を浮き上がらせることができました。
 ただ、これだけ高い声になると、私には聞きづらい音域となります。近くならば聞こえますが、遠いと聞こえません。サンショウクイが飛んできて近くまで来て、やっと聞こえることになります。そうすると、メモリ録音機も間に合わないかもしれませんね。

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