リミッターのおかげ-ミソサザイのさえずりとコゲラの叩く音
先日は久しぶりの日光でしたので、がんばってあちこちに録音機を仕掛けました。録音機5台を2日間、午前4時30分から3時間のタイマー設定です。ということは、全部で30時間、20Gというデータ量となります。ただ、PanasonicのXS455はYAMAHA W24との比較実験ですので、同じ場所での録音です。
ざっと、チェックをするとすごい大きな音が入っているの気がつきました。聞いてみると、ミソサザイのさえずりです。YAMAHA W24で録音、編集加工はしていません。そのまま切り取って、フェードインフェードアウトをしているだけです。
「WinterWren160401.mp3」をダウンロード
どうも、録音機にミソサザイがとまって、さえずっていったようです。突然、大きな音量が入って来たためにリミッターが作動して、自動的に録音ボリュームを絞ってくれています。実は、最近の録音機は同時に小さな音で録音していて、突然大きな音が入って来たら小さな音に置き換えてくれる機能があります。昔のテープレコーダにもありましたが、音がしてから反応するので、どうしてもタイムラグあってはじめの何秒かは音割れしてしまいました。しかし、今では音を置き換えるのでそのようなことはありません。リミッターが効いているのは、バックの音が急に小さくなっているのがわかると思います。
つぎに、別の場所に置いた録音機に入っていた大きな音です。こちらもYAMAHA W24で録音、編集加工はしていません。そのまま切り取って、フェードインフェードアウトをしているだけです。
「PygmyWoodpecker160402.mp3」をダウンロード
こちらは、ヒガラ、コガラ、コゲラのいずれかが録音機にとまって、叩いているようすです。前後で、コガラ、ヒガラ、コゲラの声がしています。叩き具合からコゲラかなという音です。録音機は、プラスチックのケースに入っているので枯れ木には見えないと思いますが、スポンジ製のジャマーが枯れてすかすかになった木だと思ったのでしょう。長い間叩いてます。叩かれた録音機もスポンジ製のジャマーにも穴は空いていなかったので良かったです。野鳥録音をしていて、録音機を鳥に壊されたなんてシャレになりません。
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