ノジコのさえずり-白河甲子の森
昨日は、福島県白河にある三菱製紙の甲子の森におじゃましておりました。研修会から植樹祭、そして私の講演、紙漉実演と盛りだくさんな内容のイベントでした。
甲子の森は、元は軍馬の放牧地で草原という環境でした。そこに植林をはじめたのは40年前、今ではりっぱな森に育っています。さらに、その森を育て、森を活用しての教育活動をしています。今回のイベントもその一環です。
植林は、紙の材料のため以前はアカマツ、今はミズナラです。そのため、とても野鳥の多い森となっています。今回の植樹でも、ミズナラの苗木を植えました。
1泊しましたので、時間を縫って録音してみました。朝の録音では、泊まったビジターセンターの近くで電線にとまって、ホオジロが良くさえずっていました。ホオジロとしては長めの節で鳴くなあと思って、双眼鏡で確認したらノジコでした。お恥ずかしい間違いですが、よくあります。
PCM-D100で録音。少しボリュームのアップ、3,000Hz以下の低音ノイズを軽減しています。ノイズリダクションを軽くかけています。
「YellowBunting160528.mp3」をダウンロード
ノジコを録音していたら、アカゲラがやって来て近くでドラミングを始めました。そして、さらにもう1羽がやって来てドラミングをしています。どちらも、短いドラミングです。雌のドラミングは短いのが特徴ですが、雌同士なのでしょうか。録音をしていると身動きができないのが難点、姿を確認することができず残念でした。
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