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2016年6月 6日 (月)

サンコウチョウもアカショウビンも村落の鳥-兵庫県北部の山

 この週末は、兵庫県北部の山を巡ってきました。有名な山では氷ノ山がありますが、その周辺の山々は標高1,000m前後のなだらかな稜線が続いています。そのような山のいくつかの林道を走りました。W辺さんのご案内で、K島さんもごいっしょです。
 面白かったのは、山に入る前の集落周辺がとても鳥が多いのです。水田が山の間に入り込んだようなところで、山はスギが主ですが広葉樹も多く竹林もあります。人家が点在して、最後は神社があって、そこから山に入るといったパターンです。
 たとえば、道端のスギ林からサンコウチョウのさえずりが聞こえて来ました。これ幸いとタイマー録音を仕掛けておいたら、アカショウビンがバックに鳴いていました。YAMAHA W24で録音。ボリュームのアップ、1,500Hz以下のノイズを軽減、ノイズリダクションをかけています。



 なんともあっけなく、あこがれの鳥の声が録れてしまいました。この先には、人家が10数軒あり、午前3時から6時まででも車が3台通るようなところです。
 私の最初のサンコウチョウの録音は、狭山丘陵でした。山道を小1時間も歩いたでしょうか。暗いスギ林のなかにいました。印象としては、深山幽谷の鳥のイメージでした。アカショウビンに至っては、群馬北部の山に泊まりがけで行ったおりに偶然、録音できました。この山の雰囲気は、まさに深山幽谷です。夜は、かなり怖かったです。
 戦前、中西悟堂が書いた図鑑『野鳥ガイド 陸鳥編』(1938年・日新書院)では、サンコウチョウは村落の鳥の項に載っています。ムクドリ、シジュウカラ、カワラヒワといっしょです。当時は、サンショウクイ、チゴモズも村落の鳥です。アカショウビンは渓流の鳥の項に載っていて「低山帯の渓流付近の針葉樹林等で見かける」と書かれています。標高の低い山にいたことがわかります。
 兵庫県北部の山地は、サンコウチョウもアカショウビンも昔のような村落の鳥でした。戦前の『野鳥ガイド 陸鳥編』の世界がまだ残っていたことになります。
 W辺さん、ありがとうございました。おかげで楽しいバードウォッチング旅行を楽しめました。

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