8Kの試写会
昨日、NHKにて8K映像のコンテンツの試写会があり、招待されました。
4Kから、時代はすでに8Kの準備が進んでいるのです。以前にも、4K、8Kの映像を見せてもらいましたが、大きな画面でないとその迫力や魅力が伝わりません。今回は大画面での試写、迫力が違います。会場は120人ほど入るミニシアターと言った感じでしたが、満席でした。
番組は、富士山を撮り続けているカメラマン・大山行男さんのドキュメンタリーでした。タイトルは「森羅万象-大山行男が撮る神秘の素顔」です。大山さんは、ペンタックス645Zでインターバル撮影し動画化することで空や雲の動きを躍動感あるものとして捕らえ、富士山の見たことのない風景を見せてくれます。そのためには天候が悪いほうが、迫力ある映像が撮れるわけで、その苦労のドキュメントです。8Kの映像を生かすのはぴったりの素材、45分間の番組でしたが、あっという間に終わった感じです。
単純には言えませんが、8Kは大画面で見る映画であり、その迫力を楽しむのはかなりハード面を充実しないと難しいと思いました。とくに、音響はそれなりのアンプ、スピーカーを備えないと、画面の迫力に追いつかないことになります。また、自然のなかでこれに見合う音を録らなければならない音声さんも、たいへんだと人ごとながら思いました。
この間、3万円台で買ったデジカメは、4K映像が撮れます。いつの間にか身近にある4Kに驚きましたが、8Kになるのもあっという間でしょう。
8Kの迫力ある画面を見るにつけ、自分が時代について行けるか、とり残されるのか、分水嶺に立っている感じがしました。
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