秋の気配-日光キスゲ平園地
そろそろタカ類の渡りが見られるかもしれないと思い、日光へ。北から渡ってきたサシバなどは、日光連山にぶつかれば山を迂回して南下するはず。だから、その山の横で見ていれば渡っていくサシバに会えるかもしれないという思惑です。ということで、日光連山の東の端、キスゲ平園地に行きました。標高は、1,300~1,600mほどのところです。
標高の高いところにあるドウダンツツジは、すでに色づいています。また、順路のわきのナナカマドは真っ赤な実をたわわに実らせていました。すでに、山は秋です。
本日、風は微風、ところどころ青空があるものの雲が多く、雲の下をサシバが通れば見つけやすいと思われる絶好のコンディションです。ということで、空の開ける場所で待機しました。
残念ながら、サシバを見つけることはできませんでした。トビやノスリは見えたのですから、いればわかるはずです。また、アキアカネのおびただしい群れが風に乗ってゆっくりと南下していきました。それに加えて、1時間に1頭のわりで蝶のアサギマダラも南下。以前、メジロやカワラヒワが渡っていくのを見ることができましたから、生き物たちの渡りのコース上にあることは間違いありません。
これから渡りの最盛期、またチャンスを狙ってみます。
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