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2016年10月27日 (木)

800件の音の統一『鳴き声ガイド日本の野鳥』メーキング

ただいまCDDBの入力が終わりました。これで、コンピュータにCDをい入れて自動的にiTuneが起きれば、トラックごとの種名が表示されるはずです。ただ、表示にはタイムラグがあって、昨日入力したDisk1~3は今日から可能ですが、残りは明日になると思います。いろいろ試しましたが、けっきょく377種の種名を手作業で入力しかなく、2日がかりとなりました。

Birdsoundofjapan2

 ということで苦労話を少し。
 今回の企画に乗ったのは、姿のバリエーションが多数載っている『♪鳥くんの比べて識別!野鳥図鑑670』を見て、これを鳴き声でもできないかと常々思っていたからです。しかし、バリエーションを多くしたおかげで1つ1つの音源を統一することが思わぬ作業となりました。
 たとえば、楽曲のCDならばせいぜい20数曲。それも、歌声、ギター、ピアノなど、音質は同じ、スタジオで同じ距離で録音した音源を使って、ボリュームを調整すればいいわけです。ところが、こちらは800件。言い換えると800曲の音楽を統一することになります。それも、スタジオならば音源との距離はほとんど同じですが、鳥の声の大きさは違う上に録音している距離が違います。当然、自然の中ですから周りのノイズの具合も異なります。中には、シャッター音や人声も入っている音源を同じように聞こえるようにしなくてはならないのですから時間がかかります。写真ならば、画面に対して鳥の大きさを統一して粒子も同じにするようなものです。『♪鳥くんの比べて識別!野鳥図鑑670』も、苦労したことと思います。
 音の大きさに限って言えば、音楽編集のソフトを使ってボリュームを統一することができます。また、波形を見て同じボリュームにすることも可能です。しかし、鳥の鳴き声はこれができないのです。たとえば、ミソサザイのさえずりを同じボリュームにしたら、正直うるさいです。また、フクロウは多少大きめにしないと聞きづらいと思います。また、かすかに鳴くオオコノハズクの声を大きな音にしてしまっては識別できないかもしれません。音質によって聞こえ方が違うのですから、一つひとつ聞いて調整しないとならないわけです。
 さらに、スタジオでの音源確認でのこと。私も含めてスタッフ7人がそろいました。具合のよいことに20才代(女性)から60才代(私)まで、それぞれそろいました。そうすると、年代によって聞こえ方が違うのです。たとえば、ヤブサメのさえずりは20才ではうるさい、T岡さんとS水さんはちょうど良い、私は聞こえづらいとなってしまったです。以前『野鳥大鑑』で「ヤブサメの音が入っていない」というクレームがあったことを思い出しました。ということで、高齢者のバードウォッチャーのために高い音は大きめにしています。

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