秋のタイマー録音-六義園
やっと晴れたため、溜まっていた夏鳥たちが六義園を通っていきます。エゾビタキ、キビタキ、カケスが昨日の成果です。昨夕、これらの鳥を見つけたあたりに、録音機を仕掛けてタイマー録音をしてみました。日の出が午前5時50分ですので、5時から7時までの3時間です。失敗する可能性もありますから、2台を30mほど放して置いてみました。
今朝、回収して音源をチェックしました。もう、虫は鳴いておらず静かな朝を迎えています。録音と同時に、ネグラしているハシブトガラスたちが鳴き合いながら出勤していきます。ヒヨドリが、にぎやかに鳴き始めたのは5時30分頃です。そして、日の出と同時刻の5時52分にトラツグミらしい声が入っていました。
YAMAHA W24でタイマー録音。ボリュームのアップ、前後のノイズのカット、ノイズリダクションをかけています。
「ScalyThrush161016_0500.mp3」をダウンロード
この1声のみです。以前、春に仕掛けたときもトラツグミが1声が入っていたことを思い出しました。そのときも1声です。ということは、トラツグミの地鳴きの一つなのでしょうか。いずれにしても、昼間見られない鳥が録音に入っていました。
そして、さらに明るくなった頃、入っていたのがツミでした。編集加工は、トラツグミと同じです。
「Sparrowhawk161016_0500.mp3」をダウンロード
ツミの声は、繁殖期に聞くことがありますが、秋に録音できたのは初めてです。後半、ヒヨドリの声がかぶっていますが、間違いありません。
このほか、昼間見られたカケスが1声鳴いてくれました。
音源は、3時間が2台ですので合計6時間、すべてをていねいにチェックしていません。まだ、他の鳥の声が入っている可能性があります。ともかく、昼間の見ている種類は一部であることがわかりました。
季節外れのタイマー録音、やってみるものです。
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