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2016年11月 5日 (土)

皆さまのおかげです-『鳴き声ガイド日本の野鳥』メーキング

  今回の企画では、たくさんの方々に助けられました。
 なかでも苦労をしてくれたのは、日本野鳥の会で直接担当した清水久さんです。出版社ならば、作る人と売る人、編集と営業は別ですが、日本野鳥の会のような小さな組織では同じです。清水さんは、自分で作って売らなくてはならないです。ですから、作っても売れなければすべて自分の責任、売れないからといって営業が「売れない物を作りやがって」と編集の責任にするようなわけにはいかないです。それだけに、彼の真剣さに答えなくてはと思って制作にあたりました。今日は、我孫子で開催されているジャパンバードフェスティバルの日本野鳥の会のブースで販売しているはずです。
 CDの制作では、野鳥の鳴き声の知識、音の知識、リーフレットがありますから文字編集という3拍子そろった知識が必要です。この3拍子そろった能力を持った人が、一般の会社にいるわけがありません。日本野鳥の会と言えども、音を扱える人はないので2拍子までです。今回、編集協力してくれた竹森彰さんは、編集畑を歩いてきた方でBirder誌の編集長をしていたこともあり、私とは野鳥の図鑑を作った仲です。鳥歴も長く録音は、蒲谷鶴彦先生仕込みですから心強い味方です。今回、音源のチェックからリーフレットの校正までお願いいたしました。校正では、胃が痛くなるほどのアカが入ってもどってきます。実際は、鉛筆で書かれていますが、その指摘にはいつも納得です。
 今回、多くの人から音源をお借りいたしました。前出の竹森さんはじめ、北海道は日本野鳥の会オホーツク支部の花田行博さん。東北、とくに飛島を山形県支部の梁川堅治さん。九州と韓国、台湾で録音している田中良介さんと、まずは全国的な布陣です。他の方からも、1点2点とお借りしました。しかし、いずれも面識があって心やすいおつきあいをさせていただいている方々です。というのは、お借りした音源をそのまま使うことはできません。他の音源に合わせて、ボリュームやノイズを調整しなくてはならないのです。私自身、自分の音源をいじられるのは嫌です。それがわかっているだけに、私を信頼して編集加工を任せてくれる人でないとお願いできないです。また、借りた音源が間違っている可能性もあります。じつは、ありましたし私の間違いの指摘もありました。お互い頭をポリポリ掻いて、訂正できる関係でないと仕事をしたあとに遺恨を残します。
 さらに、安西英明さんはじめ、日本野鳥の会の職員の方々。忙しい中、チェックをしてくれたのは頭がさがります。鳥の声を聞いていると眠くなるのですから、仕事中のチェックは眠らなかったか気になります。
 制作は、光村印刷です。スタジオからナレーターの手配、そして製作、印刷とすべておまかせ。けっこう苦労したのが、6枚CDの入るケースです。良いものを見つけてくれました。
 こうした多くの方々のご協力、ご尽力のおかげで完成にいたしました。ぜひ、その努力の成果をお楽しみいただければ幸いです。

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