アトリの当たり年か-六義園
六義園の紅葉が見頃となり、来園者は毎日万単位となっています。おそらく、今日は過去最高の数字を記録するのではないでしょうか。
そのなかでのバードウォッチングは、人混みをかき分けながらとなります。そのため、常連ならではの人のいないところ、いないところを選んでみんなで鳥を探します。それでも、野鳥は健在でここ数日でウソの群れからアトリの群れと入れ替わり、楽しませてくれています。人が多いだけになかなか下の方に降りてくることはなく、エノキの梢でさかんに実を食べています。
やっと色づいた紅葉に来てくれました。
アトリの色と紅葉の色がかぶってしまいました。
先シーズンの関東地方には、雲のようなアトリの大群が訪れ、楽しませてくれました。その余波が、今年も続いているのでしょうか。
ところで、アトリの鳴き声は録音は難しいものがあります。今回も群れでいますが、鳴き声が聞こえてくることは少なく、声量も低いのです。
1980年頃、よく駅構内で安いCDを売っていました。鳥のCDがあったので買ってみたら、収録リストにあまり聞いたことのないアトリの声があったのです。さっそく聞いてみると「ザーッ」という音だけ。最初、CDプレイヤーが壊れたのかと思いました。なんと、よく聞くとこれはアトリの群れの羽音なのです。
CDに羽音を収録するとは、なんとマニアック!と思っていたのですが、録音をはじめて鳴き声の録音がたいへん難しいことがわかりました。
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