シロハラの地鳴き-六義園
うれしいことに、今年は冬の鳥が多い傾向が続いています。
六義園では、アトリの群れが相変わらず滞在してくれています。シロハラも多いですね。シロハラが多い年は、アカハラやツグミも多かったことがあり、連動している感じでした。しかし、今年はアカハラとツグミは例年どおり。大型のツグミでは、シロハラのみ多い傾向です。
そのため、鳴き声もよく聞かれます。今日は、2羽がさかんに鳴き合っていました。PCM-D100で録音。3,000Hz以下のノイズを軽減、ノイズリダクションをかけています。
「pale_thrush161223.mp3」をダウンロード
前回のシロハラの地鳴きは「チィー」と聞こえるものでした。鋭い声ですので、警戒の意味があると思っています。今回の「チャッチャッ」と聞こえる声は、同じシロハラ同士が鳴き合っており、密度が高いためになわばりを主張しあっているように感じました。いわば、威嚇の意味があるかなと思いました。
地鳴きの意味というのは、なかなか判断が難しいのですが、こうして観察例を積み重ねていくことで少しは解明されるのではないかと思っています。
« 冬のタイマー録音-六義園 | トップページ | 日本野鳥の会のサイトで鳴き声が聞けます »
「観察記録」カテゴリの記事
- カワアイサのディスプレイ-日光(2021.02.24)
- キジバトのさえずり-染井墓地(2021.01.26)
- 頭の白いムクドリ-染井墓地(2021.01.23)
- ツグミの鳴き声-染井墓地(2021.01.07)
- 野鳥録音始め-スズメ(2021.01.03)
コメント