日本野鳥の会のサイトで鳴き声が聞けます
昨日は、日本野鳥の会の理事会でした。午後2時から理事懇談会、理事会、そして懇親会と午後8時まで長時間にわたりました。皆さま、お疲れ様でした。理事会では、話題、課題はたくさんありました。私が、関心を持ったもったもののひとつに日本野鳥の会のサイトの運営があります。現在、日本野鳥の会ではコーポレートとバードファン、そして携帯サイトを運営しています。たとえば、今年度9月までで、いずれも100万単位のカウント数を記録しています。理事のなかから「これは、多いのか?」という質問がありましたので、私から「きわめて多い。個人ならば1日2、300カウントあれば良い方。それだけに、役割は大きいし効果が期待できる。入会や販売への誘導をいかにうまく行うか、今後の課題」とコメントしました。
ということで、今日から少しでも日本野鳥の会のサイトを充実させるために、バードファンの「フォトギャラリー野鳥写真図鑑」のなかの50種類について鳴き声が聞けるようになりました。担当のM浦さんから9月に相談を受けて、それから試行錯誤を繰り返し、何とか年内に間に合ったことになります。
下記URLでサイトに飛び、サイト内検索をするか、左にある索引から目的の種名に行ってください。
http://www.birdfan.net/pg/kind/
鳴き声がアップされているものは、下の方に声紋が表示されています。なにしろ、この図鑑には486種類アップされています。そのうちの50種ですので、鳴き声のないものに行き当たる可能性があります。ただ、鳴き声が聞くことができるのは、検索件数の多いものを選んでいます。人気の種類ですから行き当たる可能性は高いと思います。
なお、音源は竹森彰さんと梁川堅治さん、ツミのみ私。また、声紋を3次元で表示してみました。それに、字幕をいれるなどM浦さんが、工夫と苦労しています。声紋を3次元表示することで、音の強さも表現されていますので、今までとは違った印象で鳴き声を楽しむことができると思います。
これから、種類数を増やしたりバリエーションを加えるなど、充実させていく予定ですので、ご期待いただければ幸いです。
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