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2017年3月11日 (土)

ジョウビタキの小さなぐぜり-六義園

 今日の六義園は、日差しがまぶしく、そのせいか鳥たちの動きが活発でした。
 野鳥たちの春の兆候、いくつか。
 ウグイスのさえずりが数声、アオジのペアが木の枝の上のほうにとまるようになった、群れから離れたアトリのペアが見られたなどなど。そして、雄のジョウビタキのぐぜりが聞こえました。
 ジョウビタキの雄は、2月1日に記事にしたものと同じ個体と思われるもので、場所を100mほど移動しています。同じという根拠は、頭に少し茶色部分があるのが共通しています。前から常連のK藤♂さんから、ジョウビタキのぐぜりが聞こえたと報告を受けていました。しかし、なかなか出会えず、そのままになっていました。
 今日は、もう引き上げようと思ったら、くだんのジョウビタキが目の前に出てきてくれました。その距離、わずか3,4mほど。双眼鏡で見ると、喉が動いているのがわかります。ときどき口が開いて、そのときにかすかに鳴き声が聞こえます。ということで、録音してみました。
 PCM-D100で録音。ボリュームは2倍くらいに増幅。3,000Hz以下の音を大幅にカット、ノイズリダクションを強くかけています。



 早口で「ピチ、ピチ」と聞こえる鳴き声がそうです。音が歪んでしまい、聞きづらい音で申し訳ございません。これ以上の増幅や加工は無理な感じです。また、コンピュータの再生ボリュームが小さいと聞こえづらいかもしれません。
 普通、これだけの近距離で鳴いてくれれば、どんなに小さな声でも、もっと大きく録れます。現場では、高い音のため私の耳には聞こえないのかとも思いましたが、録音機もやっと捕らえている、とにかく小さな声でした。
 ジョウビタキは、同じ枝にとまって10数分は鳴き続けていたのですから、さえずりの練習といえるし、ぐぜり、ないしサブソングという鳴き方でよろしいかと思います。まだ練習の初期段階のために、声が小さいのでしょうか。それとも、いつも鳴いているけど、あまりにも小さな声で今まで気がつかなかったか、わかりません。いずれにしても、そうとう注意しないと聞き逃してしまう鳴き声でした。

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コメント

いつも楽しく拝読しております。
ジョウビタキのぐぜり、おっしゃるとおり何度か動画で撮ったものでも、かすかにしか声が聞こえません。その場では確かに聞こえているので、何が違うのだろうと思います。行動もいつもとは少し違う感じです。秋にも真冬の小春日和にも遭遇したので、暖かい日には何か思うことがあるのかもしれません。ルリビタキも暖かい日にグジュグジュクシャクシャ言うのを見たことがあります。

タムラ様
 この小さな声で鳴いているのに気がついたのは、今回が初めてです。タムラさんのお話では、けっこう鳴いていることになりますね。
 私が3月下旬に録音したものは、別荘のTVアンテナにとまって鳴いていても、よく聞こえ録音できたものです。ですから、かなり声量もありました。これからチャンスがあるかもしれませんね。

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