アンドロイド系スマホへの『鳴き声ガイド日本の野鳥』のデータの入れ方
幸いなことに『鳴き声ガイド日本の野鳥』へのクレームは「CDが取り出しにくい」がありましたが、内容についての指摘は今のところありません。あと、CDDBのデータが間違っているという指摘がありました。CDDBは、誰でもデータを入れることができて、ボランティアで入力するものです。今回は、私がやりましたので私のミスである可能性がありますが、間違いに気がついたら訂正するのが暗黙の了解です。ですから、悪意をもって内容を改ざんすることもできます。クレーマーの方は、ネット上の情報としての信頼性しかないことを理解されていなかったようです。アマゾンでも他のCD付きの野鳥図鑑で、同様の間違った指摘のレビューがあり困ったものです。
とはいえCDDBのおかげで、iTuneを起動し『鳴き声ガイド日本の野鳥』のCDを入れれば、377種の種名が表示されるのはありがたいことです。CDのデータをインポートしてアップル系のiPhone、iPadなどの機種と同期させれば、そのままデータを持ち出せます。これで、いつでもどこでも聞くことができます。
しかし、アンドロイド系スマホの多くは、メディアプレイヤーで同期させて取り込みます。現状、メディアプレイヤーのCDDBにはデータが入っていないので、Trackと表示されるだけで種名は出ません。私のスマホは、GalaxyなのでiTuneのデータをなんとか読み込む方法がないものか調べてみました。方法は、ありました。
まず、iTune を起動しCDを入れてCDDBのデータを取り込み、コンピュータに音源データをインポートします。ここまでは、アップル系の機器に入れると同じです。C:のユーザー→コンピュータ名(あるいは個人名)→マイミュージック→iTunes→Music→このあたりのどこかのフォルダーにデータが入っていることを確認します。この場所をメモするか、おぼえておきます。
つぎに、スマホとコンピュータをUSBなどでつなぎます。これは、機種によっていろいろだと思いますし、それぞれのメーカーによって接続ソフトがありますので、それをダウンロード、またUSBでの接続ではドライバーが必要な場合がありますので、それもダウンロードして、インストールしておいてください。私の場合、これを怠ったためにコンピュータとスマホがなかなかつながりませんでした。最新のドライバーをインストールすることでつながりました。これさえ、クリアできれば簡単でした。
Galaxyは、Kies3が連携用のアプリです。Kies3の場合、ライブラリーのミュージック、アルバムの空欄に、先ほど取り入れたマイミュージックにあるデータをドラッグ&ドロップします。これは、一瞬で終わりますので目次がコピーされただけで、データの移動はしていないようです。これでスマホを接続すれば、このままデータを同期でスマホに取り込むことができます。ただし、iTuneはmp3ファイルで、Galaxyはwmaファイルのため変換しますかと聞いてきますので「はい」です。変換しながらデータを移すため、数10分かかりました。
細かいところが、コンピュータとスマホの環境によって異なると思います。ネット検索でスマホの機種名やWindowsのバージョンを入れて「スマホとコンピュータの同期」などで探せば、それぞれの方法が出てくると思います。いずれにしても、機材の設定やソフトのインストールなど自己責任となりますので、ご注意ください。
これで、アンドロイド系スマホでも、トラックごとの種名を表示させながら野鳥の声を聞くことができると思います。
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