キョンの鳴き声-伊豆大島
関東地方のスギ花粉の予報地図は真っ赤なので外に出たくありません。そのため、音源の整理をしたりしてます。
古い録音で「不明」とか「謎」という音源を聞き直すと、意外な発見があります。過去にも、フクロウの幼鳥、コウライウグイスの地鳴きなどを発掘しています。今回、謎がとけたのは 2012年12月21日に伊豆大島でタイマー録音に入っていたものです。鳥の声とは思えないので、そのままになっていました。人工音かケモノの声か、ケモノならば、外来種のシカの仲間キョンが怪しいと思っていました。録音したときも、キョンを怪しんで調べていますが、鳴き声はヒットしませんでした。今回、ネット検索したら千葉県勝浦で録画されたものと一致しました。収録されたのは去年で、千葉県下ではそうとう増えていることわかります。
YAMAHA W24でタイマー録音。遠いことと声が低いので、コンディションは最悪です。ただ、グラントノイズが均一なので増幅に増幅を重ね、ノイズリダクションを強くかけています。
「kyon121221.mp3」をダウンロード
鳴き声のなかの高い音が強調されていますが、実際はもう少し「ギャオ」という感じです。
« アトリの羽音-六義園 | トップページ | ジョウビタキの小さなぐぜり-六義園 »
「観察記録」カテゴリの記事
- ミソサザイのさえずりか?ー六義園(2023.01.21)
- ウグイスの真似をするガビチョウ-日光(2023.01.14)
- オオカワラヒワの地鳴き-日光(2023.01.13)
- シジュウカラの初さえずり-六義園(2023.01.08)
- 大晦日に謎の声-六義園(2022.12.31)
コメント