ハシブトガラスの巣作り-六義園
今日の六義園は、そこはかとない緊張感が漂っていました。鳥たちの動きが鈍く、ハシブトガラスの警戒の声が聞こえます。案の定、オオタカがハシブトガラスに追われて出現しました。こうした緊張感を敏感に感じ取れるとは、少し鳥になった気持ちになれます。しばらくして、オオタカがいなくなったせいか鳥たちが動き始めました。
そのひとつ、ハシブトガラスの枝折り行動が見られました。ちょっとわかりにくい写真で申し訳ございませんが、くちばしに枝をくわえたところです。
バキバキと音を立てて、小枝を折っています。折った枝を持って行く先を見ると、クスノキのなかにもう一羽いて枝を置いていました。もう、巣作りが始まっていました。
ずいぶん早いなあと思って、過去の記録を調べてみたら、もっとも早い巣の発見は3月7日(2000年)でした。ですから、巣作りはそれ以前となり、今日という日でもおかしくないことになります。
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