銃声・その1-日光
ありそうでないのが、録音に銃声が入ることです。狩猟期の冬は、録音をあまりしないことが大きな理由でしょう。さらに、日光では原発事故以来、汚染された野生動物を狩猟しなくなったこともあります。
ただ、日光では増えたシカを駆除するために狩猟期以外でも、銃猟が行われています。昨日、日光の山の中に置いた録音機に、銃声が入っていました。YAMAHA W24で録音、ボリュームを少し上げています。
「gunshot170414_0430.mp3」をダウンロード
無邪気にさえずる小鳥の声が、何とも言えません。
時刻は、午前6時30分40秒です。この1分15秒後に2発目、さらに2分17秒後に3発目が聞こえました。都合、3発撃っています。山間で発砲していますので、かなり木霊が響いています。
この間隔で打ち続けているということは、少なくとも1発目と2発目は当たっていない可能性があります。ようするに、1発撃って1頭仕留めたら終わりだと思います。駆除のためとは言え、仕留めたら処理にはそれなりに時間と手間がかかりますから、続けて仕留めることはないでしょう。それ以前に1発目の銃声で、群れは逃げてしまうと思います。さらに撃っても、より遠くに逃げてしまった獲物を討ち取るのはより難しくなります。ということで、このハンターの腕はたいしたことなそうだと思うのですが、いかがでしょうか。
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