鳥の声が聞こえない!
ここ2週間で『鳴き声から調べる野鳥図鑑』、『野鳥の声がずっと流れるCD』、そして『野鳥』誌5月号の記事が、いっきに世の中に出たことになります。まるで、がむしゃらに仕事をしていたように思えるかもしれませんが、一冬こつこつと仕事していた結果です。たまたまタイミングが重なっただけのこと。今は、のんびりしています。
ところで、『鳴き声から調べる野鳥図鑑』と『野鳥』誌5月号で、年取ってくると聞こえない野鳥の声について書きました。ただ、いずれも字数に制限があったため、細かい情報まで伝えることができませんでした。より詳しく、また興味のある方のためにsyrinxの本編のほうに記事をアップいたしましたので、ご覧いただければと思います。
http://www.birdcafe.net/howto/howtoall.htm
このなかの「鳥声鳥語」→「鳥の声が聞こえない!」です。
私自身、目が悪くなったと思ったのは『清棲図鑑』の巻末にある文献リストが読みづらくなったからです。いつも見ている新聞などでも目が悪くなったことは、気がつきます。しかし、耳の方は会話やTVの音が普通に聞こえていても、加齢により鳥たちの声の音域、高い音が聞こえなくなっていることがあります。これには、なかなか気がつきません。
気がついたら、せっかく記録したセンサスデータが使えないかもしれません。鳴き声から鳥を見つけられなくなっているかもしれないのですから、リーダーの立場にある人は深刻です。そうならないためにも、ぜひご一読願いたいと思います。また、高齢者のみならず若い人にも知っておいて欲しい知識ですので、合わせてお読みいただければ幸いです。
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