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2017年4月 3日 (月)

ジョウビタキの羽音とサブソング-日光

 早春の音を録りに、日光へ行って来ました。
 ところが、なんと愛用のYAMAHA W24を忘れてしまい、カミさんのC24でタイマー録音です。タイマーは、夜明けが午前5時30分前後なので、4時30分~7時30分の設定です。発電用の小型ダムの岸辺に置いておきました。カワアイサのいるところですので、ディスプレイの声が録れればと思っての録音です。
 録音開始とともに、カワアイサの雌の声が入っていましたので、カモ類は夜も活動していました。アオジの地鳴きらしいが聞こえたのは、5時10分。およそ日の出の20分前に小鳥たちの活動が始まりました。そして、ウグイスがさえずりはじめ、ねぐらを立ったハシボソガラスが通過するなど、にぎやかになります。
 録音開始から1時間22分後の5時52分、ジョウビタキがさかんに鳴きはじめました。録音機の前をいったり来たりして、およそ20分間にわたり、ジョウビタキの鳴き声が断続的に入っています。まずは、地鳴きと羽音です。ちょうど、録音機の前にはフェンスがあるので、その上にとまったようです。
 YAMAHA C24で録音。ボリュームを少し下げています。それ以外、加工はしていません。

「daurian_redstartwindnoise170403_0430.mp3」をダウンロード

 そして、少し離れたところで、複雑な声で鳴いてくれました。いわゆるさえずりの練習、サブソング、あるいはぐぜりという鳴き方です。
 ボリュームを上げて、3,000Hz以下のノイズを軽減、ノイズリダクションをかけています。

「DaurianRedstartSubS170403_0430e.mp3」をダウンロード

 実際は、3分ほど鳴き続けていました。地鳴き20分間のうちの3分間が、サブソングでした。これが、どの時点で本格的なさえずりになるのでしょうか。

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