カタクリの大群落-日光キスゲ平
このシーズンは、日光に入り浸り。それなのに、今までどうして行かなかったのでしょう。それだけ見所の多い季節なのですが、これを見逃していたのはうかつでした。
日光霧降高原にあるキスゲ平園地のカタクリの大群落です。
キスゲ平の斜面のいたるところ、まるで薄紫の絨毯をしいたようにカタクリの花が咲いていました。これが、入口から避難小屋のあるなかほどまで延々と続いていました。階段でいくと群落を突っ切り上から見下ろす感じになります。しかし、つづれ織りの遊歩道を行くと目の前で花を観察することができます。カタクリの花はひたむき、いや下向きに咲いているので、遊歩道を行けば下からのアングルで見ることができます。
カタクリの大群落があると聞いてはいたのですが、まさかこんなに一面に咲いているとは思ってみませんでした。あまり宣伝もされていませんし、写真も公開されていませんので、つい見逃していたことになります。キスゲ平といえば、ニッコウキスゲばかり取り上げられています。また、もうしばらくすると千手ヶ浜のクリンソウに観光客が押し寄せます。人が植えたクリンソウよりも、こちらのカタクリのほうがナチュラルですし、空いています。私が行ったときは、駐車場はガラガラ。遊歩道ですれ違ったのは数人でした。
今週末でも、上のほうに行けばまだ花を楽しめると思います。機会がありましたら、ぜひお出かけください。
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