ツバメの土運び-日光
野鳥録音で、録音の難しい鳥NO.1は、ツバメです。身近な鳥の代表でもあるのですが、それだけに騒音の多いところにいるためクリアな音で録るのが難しいのです。それでも、さえずりはなんとか録れますが、地鳴きとなると飛びながら鳴くことが多いために、より録音は難しいことになります。
週末、日光に行ったら空き地の水たまりにツバメたちが集まっていました。どうやら、巣材の土を取るためにやってきたようです。この水たまりの近くの草むらに録音機を置いて、散歩の続きをしてきました。
YAMAHA W24で録音。ボリュームを少しアップ、2,500Hz以下のノイズの軽減、ノイズリダクションをかけています。
「barn_swallow170616.mp3」をダウンロード
難易度の高いツバメの地鳴きが録れました。録音は、全部で1時間40分。ときどき、ツバメたちはやってきては鳴き合っています。飛び立つ時の羽音も聞こえます。近くで鳴くウグイス、巣立ったばかりのハシブトガラスの幼鳥の声など、良い感じに入っています。
難しいツバメの声も、ちょっとした工夫でゲットすることができました。
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