カミナリにおどろくハシブトガラス-六義園
昨日の夕方、東京都23区北部は雷雨に襲われました。あたりが真っ暗になり、たえず空対空のカミナリが「ゴロゴロ」と鳴り続け、ときどき空対地が「ドカーン」と鳴り響きました。
ちょうど、六義園はハシブトガラスのねぐら入りの時間で、数100羽のハシブトガラスが集まっていました。どうも、カミナリのために落ち着かないようで、いつも以上ににぎやかに鳴き合っていました。
そして、空対地のカミナリが落ちると、いちだんと鳴き声をあげて飛び交っていました。PCM-D100で録音。ボリュームを下げたです。
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大きなカミナリの音の後に、ハシブトガラスの鳴き合う声がいちだんと高くなっているのがわかります。考えてみれば、今ねぐらには今年生まれの幼鳥たちが集まっています。彼らのカミナリ体験は初めてか、2回目のはずです。それだけに、カミナリの音に敏感に反応していたのでしょう。
面白いのは、セミたちの声はカミナリにはまったく動じることなく、同じ調子で鳴き続けていたことでした。
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