ヒヨドリがハイになっている-六義園
連載は一時、中断です。調べたら確認したいことがたくさんあって、まとめきれません。それにしても、たった80年前のことを調べようと思ったら、なんとたいへんなことか。
さて本日、六義園のクスノキのなかでヒヨドリがさかんに鳴き続けていました。まるで、おしゃべりをしているみたいです。
PCM-D100で録音、2,000Hz以下の音域の軽減、ノイズリダクションをかけています。
「browneared_bulbul170930_001.mp3」をダウンロード
なんだか、ハイになっている感じです。数羽が、これから渡りをするためにテンションを上げて鳴き合っている感じがします。いつもにぎやかなヒヨドリですが、一調子高く鳴き声の間が短く聞こえます。
黒田長久さんの本に、ヒヨドリが渡りを前にしてハイになるようなことが書かれていたと思うのですが、見つけられませんでした。『鳥類生態学』(出版科学総合研究所・1982)だと思って探しましたが記述がありませんでした。どうも、最近こういうことが多くなりました。記憶していたことを、確認しようとするとなかなか出てこないので困ります。
同じように、記憶を確認するのに手間取っている連載の再開には、もうしばらくかかります。
« 日本で最初の野鳥録音・その1 | トップページ | 日本で最初の野鳥録音・その2 »
「観察記録」カテゴリの記事
- セミの周波数で難聴テスト(2022.08.03)
- アカハラのさえずりは2音節半か-日光(2022.07.28)
- アカハラがさえずるまで-日光(2022.07.27)
- ニイニイゼミが鳴いていた-六義園(2022.07.11)
- ブッポウソウ出現-六義園(2022.07.09)
コメント