柳沼さんの『 野鳥カレンダー』のご紹介
隣町の巣鴨在住の野鳥カメラマン柳沼俊之さんから来年の『野鳥カレンダー』をいただきました。柳沼さんは、カミさんが昔お世話になった動物カメラマンの内山晟さんの事務所に所属、巣鴨にあったジャックウルフスキンのバーゲンで会ったかと思うと北海道のサロベツでばったり会ったりもしました。このところ、病院で会うことがちょっという仲です。そんなご縁で、毎年きれいなカレンダーを送っていただいております。
私も昔、カレンダーの制作に関わっていましたので、カレンダーの写真にはうるさいです。ただ鳥が大きく写っているだけでは、カレンダーの写真には使えないのです。月がかわったときに「今日から○月か」と思えるような季節感がなくてはなりません。また、1ヶ月毎日見ても飽きの来ない写真が良いです。自然のなかの写真ですから、どうしても植物の緑と空や水の青が多くなってしまいます。そのため、黄色や赤がところどころにないと・・・などといろいろあります。
このあたりはすべてクリアしてます。それに加えて画面のなかでの鳥の大きさがほぼそろっていますので、安定感のある構図となっています。
表紙です。
カレンダーの表紙は、これまた難しいですね。1月まで飾らないでしょうし、1月になれば見ることはありません。しかし、お店に並んだときはインパクトないと売れないのですから、もっとも良い写真を選ばなくてはなりません。
中身の例です。スケジュールを書き込むのに使いやすいデザインです。
ということで、来年1年間。楽しませていただきます。
タイトル:2018野鳥カレンダー
監修:内山晟動物写真事務所
写真:柳沼俊之
装丁: 28ページ、34.5 x 26 x 0.6 cm
出版社: 労働教育センター
定価:1,200円+税
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