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2017年12月15日 (金)

ハシブトガラスの枝落とし-六義園

  私は、ハシブトガラスが小枝や葉をちぎって落とすのは繁殖期に限られた行動で、威嚇から攻撃へうつる流れの一部ではないかと思っていました。濁った「ガァッ、ガァッ」と怒った声が前後にあって、その後に後ろから頭を蹴る行動を伴うこともあったからです。
 大阪自然史博物館の和田岳さんによると、この枝落としは冬にも行われ、関西で多く、少なくとも20年以上前から行われているとか。ということで、情報を呼びかけたら関東、東京でもあったとのこと。下記URLに詳しく書かれています。
   http://www.mus-nh.city.osaka.jp/wada/DataBase/TwigDropping.html
 他の人よりハシブトガラスを見ているはずの私ですが、今まで冬に枝落としをやっているのを見たことがありませんでした。Facebookの和田さんの書き込みから冬の枝落としがあるのを知って、いつか見てみたいと思っていました。
 ところが一昨日、六義園を歩いていると「ガッ、ガッ」と威嚇じみた声で鳴き、とまっている枝をつついているハシブトガラスがいました。繁殖期に巣立った幼鳥に近づいてしまったときに似た動きです。そして、上から葉の付いたクスノキの枝が、ヒラヒラと落ちてきました。

Edaori1712151

 六義園に入ったときから遠くでこのハシブトガラスの声が聞こえていましたので、私への威嚇ではないと思います。周りには連れ合いと思われるもう1羽のハシブトガラス、隣のなわばりのものでしょうか、数10m離れたところにもう1羽がいます。私には見えないオオタカかツミがいるのでしょうか。それとも、隣のカラスがなわばりに侵入してきたからでしょうか。
 その後、くだんのハシブトガラスの怒りが収まったのが、飛んで行ってしまいました。カラスがいたところに行って見ると、私が落ちてくるのを見たクスノキの枝以外にも点々と10本程度の枝が落ちていました。ということは、やはり私への威嚇ではなく、ずっと枝落としをしていたことになります。なお、風はありましたが、クスノキの小枝が折れるほどの強風ではありません。また、折れた枝の断面は生々しく枯れて墜ちてきたものはではありませんでした。

Edaori1712152

 短い観察時間です。それに、多くの枝が落ちていても、それを落としているのを見ているわけではありませんので、確定したことは言えません。いずれにしても、繁殖期以外の枝落としを観察することができました。

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