冬のヒヨドリ-六義園
久しぶりに六義園に行きました。
このところ、モミジが見頃を迎えたために檄混みの六義園です。そのため、鳥もいないだろうと敬遠していました。今日は、天気の良さに誘われて、混んでいるのを覚悟で出かけました。
午前中早めは、まだそれほど混んでいませんので、ゆっくりと探索ができました。今年の紅葉は、夏の雹の影響のため新たに芽生えた葉が紅葉していないか、あるいは茶色に枯れてしまっているということで、かなり寂しい感じです。それでも、ところどころ真っ赤に色づいたモミジには、写真を撮る人が集まっていました。
鳥的には、森のなかではウグイス、シロハラ。池には、キンクロハジロ、ホシハジロ、そしてオオバンが1羽いて、冬の顔ぶれがそろってきました。
音的には初冬らしい音、ヒヨドリの冬の声を録りたくて粘ってみました。ヒヨドリの鳴き声というと、にぎやか、あるいはうるさいというイメージがあります。しかし、冬の公園や雑木林で1羽、あるいは2羽が鳴き合う声は初冬らしい静けさを感じる音となります。
PCM-D100で録音、2,000Hz以下の低音を軽減、ノイズリダクションをかけています。
「browneared_bulbul171205_001.mp3」をダウンロード
いかがでしょうか。ウグイスの笹鳴きも、静けさを醸し出すことに気が付きました。
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