ルリビタキの鳴き声-タイマー録音成功
近くの公園で、ルリビタキがいるとのこと。行って見ると、雄と雌がいて盛んに鳴いていました。ただし、公園なので人が通るし車の音も大きく聞こえるので、夕方に再訪してタイマー録音を仕掛けました。タイマー設定は日の出が午前6時45分なので6時~9時の3時間、4,800Hz/16bitで録音すると約2Gとなります。録音機はYAMAHA W24、午前中ルリビタキがいたところに2機を20mほど離して置いておきました。
不思議なことにタイマーを仕掛けた時間にいつも目が覚めます。なんと、目が覚めると強い風が吹いています。風速は10mくらいありそうです。これは、録音は無理と思ってそうそうに回収に行きました。
現在、音源チェック中です。ありがたいことに風には止み間があって、その時に鳴いている部分もありますので、なんとかなりそうです。
録音開始の午前6時には、もうハシブトガラスが鳴き始めていました。ヒヨドリが6時21分に鳴き始め、ルリビタキが鳴き始めたのは、33分でこのときは2分38秒間鳴き続けていました。声が遠くなったり近くなったりしていますので、移動しながら鳴いているのがわかります。風の音の少ないところをノイズリダクションをかけ、ボリュームはそのままです。
「redflanked_bluetail1712171.mp3」をダウンロード
その後も7回ほど、鳴き声が入っていました。声は、遠いものもありましたので移動しながら鳴いているか、あるいは雄と雌がいましたので離れた雌雄が鳴いていたものと思われます。
次にアップするのは「ギッ、ギッ」という声が入ったものです。同じ録音機で、ボリュームを
アップし、ノイズリダクションをかけています。
「redflanked_bluetail1712172.mp3」をダウンロード
ルリビタキの地鳴きから雌雄を区別できるかは課題です。私の記録では、雄が「ヒッ、ヒッ」と鳴き続けたものがあります。また、雛連れの雌がときおり「ギッギッ」と鳴いていたのを聞き録音をしています。このことから、雄と雌によって鳴き方に違いがあるのかもと思っています。ただ、サンプル数が少ないので、もう少し観察しないとならないでしょう。
今年は、ルリビタキとの出会いがありそうですから、観察例を増やせたらと思います。
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