シメのくちばしー六義園
昔いただいた手紙の書き出しに「シメのくちばしが鉛色になる頃になりました」と書かれ、感動したことがあります。鳥をよく見ているなあということと、鉛色という表現がとても気に入ったものです。
ということで、そろそろシメのくちばしが白っぽくなる頃です。以前から、薄茶色から白くなるのが根本からなのか、それとも先からなのか気になっていました。六義園では、それほど数が多い鳥でないことと、ぼんやりしているとあっと言う間にくちばしの色が変わっていて、その変化を見そこなってしまっていました。
今日、六義園のシダレザクラの下にいたシメは、くちばしの色が半分白くなっていました。白いのは根本の方で、元の方から白くなることがわかりました。
次は、薄茶色になるのは元からなのか気になってきました。秋に六義園に来る頃は、すでに冬の装いになっていますので、こればかりは北海道にいかないとわからないかもしれません。
最近のコメント