ヨシガモ観察とハクセキレイのさえずり-皇居凱旋堀
本日は、以前から懸案の皇居のお堀にいるヨシガモを見に行きました。
有楽町駅から歩けばカモメ類のいる日比谷堀ものぞけると思ったのですが、カモメ類はゼロ。キンクロハジロ3羽とカイツブリが2羽ぽつんと浮かんでいるだけでした。これは、カモ類もあやしいと思い足が早くなります。しかし、その心配は無用、凱旋堀にはヨシガモの雄は10羽ほど。さらにオカヨシガモも同じくらい。このほか、ハシビロガモ、ヒドリガモ、オオバン、カワウ、そしてカイツブリは巣ごもり中でした。
よく見ると凱旋堀には、水草がたくさんあって植物食のカモ類が集まる理由がわかります。気が付くと、ヨシガモの雄がすぐそばまで来てくれました。
今まで、こんなに近くで見たことがあったでしょうか。広い池や湖のまんなかにいるヨシガモを望遠鏡で、なんとか識別するというのは今までの出会いでした。顔のメタリックな緑色と茶色が顔の向きによって変化して行く様子や脇腹の虫食い模様まで、たっぷりと堪能できました。
あわよくば、ヨシガモやオカヨシガモの鳴き声が録れたらといちおう録音機は持ってきていました。しかし、鳴かないです。それに、内堀通りを通る自動車は途切れることはありません。録音は無理とあきらめて観察モードでいると、足下にきたハクセキレイがつぶやくように鳴きました。PCM-D100で録音。ボリュームのアップ、2,500Hz以下のノイズを軽減しています。
「blackbacked_wagtails180314_001.mp3」をダウンロード
さえずりでよろしいでしょう。自動車の騒音のなかでかき消されてしまいそうですが、ハクセキレイとの距離は2mほどしか離れていません。ここまで録れるということでのアップです。なお、ノイズリダクションはかけていません。自動車のノイズは取りきれませんので、ノイズリダクションをかけると不自然なノイズになってしまうからです。
道路際の雰囲気のノイズを残しての編集ですが、難しいですね。
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